内容説明
本書では、民族文化を直接体験するエスニック・ツーリズム、農村の自然や日常生活に直接ふれたり、住民との対話を楽しむグリーン・ツーリズム、地域そのものをトータルに守り、創っていこうとするエコミュージアムなどについて考察している。また、地域社会づくりに貢献する新しい観光のあり方とはどのようなものであろうか。そのために、地域社会の側からはどのような主体的取組みが要請されるのであろうかということについても考察している。
目次
マス・ツーリズムとオルタナティブ・ツーリズム
21世紀の観光事業のあり方
集客のためのオルタナティブ・マーケティング
マス・ツーリズム型観光計画の挫折と新しい観光計画
韓国慶州普門観光団地の開発と地域住民意識
エスニック・ツーリズムの可能性
グリーン・ツーリズムと地域住民生活
オルタナティブ・ツーリズムとしてのリゾートづくり
エコミュージアムと地域社会
エコ・ツーリズムと地域社会
ソフト・ツーリズム
新しい観光と地域社会のあり方