内容説明
日常生活でのつらい経験から病気や家族との死別などの経験まで、子どもたちがどう対処したらいいのかというコツ。
著者等紹介
ヘッド,オナー[ヘッド,オナー]
イギリスのデヴォン在住。子どもの本の著者・編集者
川野太郎[カワノタロウ]
翻訳家
小林朋子[コバヤシトモコ]
静岡大学教育学部教授。学校カウンセリング、教育相談、生徒指導について研究や実践活動を行う。精力的に、子どものレジリエンス(精神的回復力)と関連要因に関する研究と、レジリエンスを育てる包括的な学校での支援について実践を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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遠い日
6
「キッズなやみかいけつ 子どもレジリエンス」シリーズ。突然起きることというのは、いいことより悪いことの方が、長く生きていれば多いような気がします。だからこそ、突然の変化に対処できる能力が必要なわけですが、大人とて完璧にできる人なんかそうそういません。子どもたちも、がんばりすぎない程度に、いろんな場合の変化と向き合うコツを提示してくれています。子どもがいかに大人の都合に振り回されているかも痛感しています。2021/04/02
必殺!パート仕事人
2
もちろん、大人が立ち直るにも参考になります。私たちはこのような訓練を受けていないしね。辛いけど、成長するチャンス。2021/04/17
アラサー保育士限界同人女
0
『ならいごとがきゅうになくなったら?』で気づいたけどこれ、コロナ後に出版された本だったんだね…すごい。 この本何冊かシリーズになってて動物の可愛い姿がこれでもかってくらいたくさん乗ってて、それだけで流し見してて楽しい。ネットで可愛い動物を検索して癒される部分もちゃんと取り入れてらっしゃる…一粒で二度美味しい感じ。ショックな出来事って大人になってからは経験もあるし、自分で悩みの解決を調べられるけど小学生なんかはまず、その感情に初めて立ち会う可能性が高いもんね…大人があれこれ言うより染み込む本だと思う。2024/06/08