出版社内容情報
原料のカカオ豆がチョコレートになるまでを追いかけた楽しい写真絵本。カカオ豆の焙煎からチョコレート作りをする工房を取材。
カカオ豆からチョコレートになるまでをみてみよう!
原料のカカオ豆がみんなの大好きなチョコレートになるまでを追いかけた楽しい写真絵本。カカオ豆を自家焙煎するところから、チョコレートになるまでを手がける工房を取材。
【著者紹介】
【宮崎祥子・文・構成】 茨城県水戸市生まれ。こどもが読むものを軸に活動するライター。『さくさくぱんだ1・2』(岩崎書店)『どうぶつのからだ全6巻』(偕成社)、『ハローキティのおしごとかるた』(サンリオ)、著書に『「センスのいい子」の育て方』(双葉社)など。
著者等紹介
宮崎祥子[ミヤザキショウコ]
茨城県水戸市生まれ。こどもが読むものを軸に活動するライター
白松清之[シラマツキヨユキ]
1968年山口県生まれ。スタジオ勤務を経て、写真家安齋吉三郎氏に師事する。独立後フリーランスのカメラマンとして活動する傍ら、会社ブランコを立ち上げ、代表写真家を務めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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Kawai Hideki
67
ガーナ共和国の農園で、カカオの実ができるところから、日本のVANILLABEANSというショコラトリーで商品としてのチョコレートになるまでをつぶさに追った写真絵本。カカオの実から取り出された豆を焙煎し、粉砕して粉にして、石臼で練って行く過程は初めて見た。練って練って練り上げて、ようやく滑らかなチョコレートに。型に入れて冷やして固めると、板チョコに。板チョコも一個一個手で銀紙に包んでいく。是非ともこのチョコレートを食べてみたくなった。2018/05/13
たまきら
26
これは楽しい!フルカラーでチョコレートができるまでを知ることができます。とはいえ実はフェアトレードのイベントでチョコづくりをJICAでガーナにいらした方に体験させてもらっているオタマさん。「1日かけてねるんだ!…もっとかんたんだったよね」と作った時の話をしていました。そうそう、おかんはひとかけしか食べられなかったんだよね。2017/03/17
ふろんた2.0
17
カカオ”豆”じゃなくて”タネ”だったのか。作業工程の手間を見るとケーキと同じ値段のチョコレートがあっても何ら不思議ではなかった。2019/02/10
こゆ
16
6歳、年長と。電子図書館(まなびライブラリー)より。息子はチョコ嫌いなのに、この絵本を選んだ不思議。タイトル通りカカオからチョコレートのできるまでの写真絵本。日本人はチョコレートが好きだが、その成り立ちを知っている人は少ないんじゃなかろうか。私もその一人。まずカカオの実の大きさに驚き。チョコレートをつくる手間暇にも驚き。カカオ豆自体はとても苦くて酸味もあるのに、これに砂糖を加えてあの美味しさに変えた人間の工夫ってすごい。でも安すぎやしないか?難しい言葉が多いので、小学生の方がよりしっかり理解できると思う。2020/02/18
遠い日
15
チョコレートの作り方を写真で追う。鮮明な大きな写真なので、カカオ豆を煎るところなど、チョコレートの香ばしい香りが立ちのぼってきそう。手作りのチョコレートの製造方法は、なんとも丹念な手のかけようで、じっくりと煎りあげ、練り込んでいく。カカオ豆とはいうものの、マメ科ではないことにびっくり。2015/04/10