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出版社内容情報
難病ALSと闘う先生が合唱部の顧問になった。合唱は未経験。大丈夫?でも熱意と子どもたちとの絆で初の全国大会出場金賞受賞に導いた!実話をもとに描く感動の物語。
内容説明
内気で人前で話すことができないマナミが通う小学校にはただひとつの部活動、合唱部があった。上手なだけじゃない、部員たちの輝く姿を見て、マナミは入部を決意する。でも、4月から顧問になった先生には、ある秘密があった―
目次
難病「ALS」とは―
第1章 合唱カンパニー
第2章 合唱と難病
第3章 苦しみのドラゴン
第4章 成長するドラゴンたち
第5章 挑戦!合唱コンクール
第6章 飛べよドラゴン
しあわせは、自分の心で決める
著者等紹介
オザワ部長[オザワブチョウ]
神奈川県横須賀市出身。早稲田大学第一文学部文芸専修卒(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふじ
14
課題図書2025(高学年)。小学校の合唱部が全国大会を目指すノンフィクション。新しい顧問の先生は専門外だし実はALS。部員も多くはない。新入りも。顧問がするべきことは技術の指導ではなく、子どもたちが力を発揮できる環境にすること。ビジョンを持たせたり、主体的を持たせたり。部がうまくいかないときにこそどうするか、に魅せられました。#NetGalley2025/05/25
なま
9
★4.3 内気なマナミが合唱部の練習や、ALS(筋萎縮性側索硬化症)という手足や舌の筋肉が痩せて自力で動いたり呼吸ができなくなっていく病を抱えた先生の姿を見て成長していく。歌の技術ではなく、歌いたいとか、周囲と合わせようという意識が合唱曲をのびやかにハーモニーを作り上げる。難病に関しては基礎知識として触れる程度なのも良い。巻末に『しあわせは、自分の心で決める』とあるが、病だから不幸だと決まるわけでは無いという言葉が印象的。2025青文少高学年課題図書。2025/05/11
ほのぼの
8
感想文課題図書(高学年)。 よかった。竹永先生、いい先生だなあ。いい小学校。子どもたちも素直。目を潤ませながら読んだ。2025/06/04
はる
7
すごくどうでも良いことだけど、九州大会。大分県で行われたのに、どうして大分県の子どもたちは、出場していないのだろうか?開催地は出場できないとかではないよね???実は、大分県は九州ではなかった説!?!?ここが気になって、最後まで集中して読むことができませんでした(笑)大阪の彼ら状態だww2025/06/03
絵本専門士 おはなし会 芽ぶっく
5
【第71回青少年読書感想文全国コンクール 高学年】2025/04/28