怪談えほん<br> ゆうれいのまち

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怪談えほん
ゆうれいのまち

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  • サイズ A4判/ページ数 1冊(ペ/高さ 29cm
  • 商品コード 9784265079544
  • NDC分類 E
  • Cコード C8793

出版社内容情報

真夜中に、友だちからあそびに行こうと誘われた。家を出て、森を抜けると、丘の向こうに「ゆうれいのまち」がひろがっていた。

子供たちは、おばけが大好きです。
不思議な話、怪しい話、怖い話が出ると、いきいきと目を輝かせて聴き入ります。幼いころから怪談に親しむことによって、子供たちは豊かな想像力を養い、想定外の事態に直面しても平静さを保てる強い心を育み、さらには命の尊さや他者を傷つけることの怖ろしさといった、人として大切なことのイロハを自然に身につけてゆくのです。
私たちが人生で初めて出逢う書物である「絵本」を通じて、良質な本物の怪談の世界に触れてほしい――そんな願いから「怪談えほん」シリーズは生まれました。
執筆陣に迎えたのは、日本を代表する怪談文芸や怪奇幻想文学のプロフェッショナルたち。それぞれの作家陣、画家陣が、この企画に賛同して集結しました。研ぎ澄まされた文章が、実力派画家によりビジュアルで表現され、今までにない美しくて深みのある怖い絵本ができました。子どもはもちろん、大人にも読み応えのある作品です。「怪談えほん」の世界を、じっくり味わってください。

【著者紹介】
恒川光太郎・作  1973年、東京都生まれ。2005年、「夜市」で日本ホラー小説大賞を受賞しデビュー。著書に『雷の季節の終わりに』『秋の牢獄』『南の子供が夜いくところ』『竜が最後に帰る場所』などがある。現在、沖縄在住。

内容説明

真夜中にともだちがまどをノックした「あそびにいこうもりのむこうにゆうれいのまちがあらわれるんだ」恒川光太郎と大畑いくのが奇妙な世界へと誘い込む。

著者等紹介

恒川光太郎[ツネカワコウタロウ]
1973年、東京都生まれ。2005年「夜市」で、第12回日本ホラー小説大賞を受賞してデビュー

大畑いくの[オオハタイクノ]
1973年、神奈川県生まれ。アメリカ・ワイオミング州のウェスタンワイオミングコミュニティカレッジで油絵を学ぶ。2005年、東京・中野での初個展以来、数々の個展、グループ展、ライブペインティング、挿絵の仕事で活躍中

東雅夫[ヒガシマサオ]
1958年、神奈川県生まれ。アンソロジスト、文芸評論家。1982年『幻想文学』を創刊し、2003年まで編集長を務める。現在は怪談専門誌『幽』編集長。著書『遠野物語と怪談の時代』で、第64回日本推理作家協会賞(評論その他の部門)を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

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218
怪談えほんシリーズ。 ゆうれいのまちに行った主人公がゆうれいに捕まって、なんと10年もゆうれいのまちで暮らし大人に。何だかどこぞの国の拉致問題をゆうれいのまちで表現しているのかと思ってしまいました。夜中出歩いてはいけないという教訓を伝えたいのかなとも思いました。2021/03/02

213
ある真夜中、窓の外から友達が誘いに来る。「今夜はゆうれいのまちが表れるんだ。一緒に行こうよ」そんな始まり方で、主人公はそのゆうれいのまちから帰ってくる事なくそこに何年も生き続け、やがて・・というお話。色づかいについては個人的に好みではないのだけど、ゆうれいのまちなんだから仕方ない(笑)天国みたいに綺麗じゃダメらしい。一番怖いのは読み終えた後だ。ホッとしていいのか、それともあれはやっぱり、そういうことなのか?などとつい考えてしまい、気づくとゾワッとしている。どうかすべてが主人公の夢の中でありますように。2014/08/07

麦ちゃんの下僕

172
「怪談えほん」シリーズを読むのは3冊目。友人に誘われて「ゆうれいのまち」を見に行ったら…というお話。恒川光太郎さんの文章はリズミカルで、一見さほど怖さを感じないようでいて…実はストーリー全体に仕掛けが!?一方、大畑いくのさんの絵は、タッチや色使いが独特の“不気味さ”を演出していますね。何より、シャガールを思わせる人物像(特に、感情を読み取れない表情)が実に良い感じです!2021/05/19

KAZOO

172
怪談えほんシリーズのうちの1冊で恒川光太郎さんと大畑いくのさんによる作品です。絵と内容がアンバランスであってそれが読んだ後の怖さをさらに増加させているような気がしました。輪廻転生ではないけれど同じような話の続きになる感じもじわっときます。このシリーズは子供向きではないけれど読んでいて楽しいですね。2017/01/24

gtn

160
徳南晴一郎のデッサンに似た人物の誘いにより、幽霊の街に迷い込み、現実感を喪失する。地に足が付かないまま年を重ねる不安はいかばかりか。その先には絶望がある。2020/08/12

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