創元推理文庫<br> 惑星壊滅サービス

創元推理文庫
惑星壊滅サービス

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  • サイズ 文庫判/ページ数 325,/高さ 15cm
  • 商品コード 9784488690069
  • NDC分類 933
  • Cコード C0197

内容説明

惑星世界経済を混乱におとしいれ、第3者の利権介入を促進させる非合法産業―惑星壊滅サービス。その魔手が、いまダーコーヴァに迫っていた。コミン史上最大の危機に直面するレジス・ハスター。つぎつぎに倒れゆく7大家系。風雲急を告げるダーコーヴァを舞台に、たゆとう時の流れと人々の想いを集約しブラッドリーが奏であげる崩壊のしらべ!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ニミッツクラス

32
87年(昭和62年)の430円の文庫初版。“ダーコーヴァ年代記”の作中時系列的な最終巻。原題は“ワールド・レッカーズ”で、惑星乗っ取りの非合法組織を表す。刊行的に前作が年代記発端の「ダーコーヴァ不時着」だから、いきなり2千数百年経っている。単独でも読めるが、登場人物は各年代記のキーパーソンなので、なるべく既刊を時系列で読んだ方が良い(検索必須)。SFでは今や全裸、性転換、両性具有、単性生殖は珍しくも無いが、本書の話は惑星の命運と相まってかなり深掘りしている。地球帝国の庇護が幸有らん事を祈る。★★★★☆☆2025/11/18

鐵太郎

13
「コミンの支配するダーコーヴァ」とその影にあったチエリという種族は、この巻でほぼ完全にとどめを差されます。ダーコーヴァ自体は壊滅は免れるようですが、大きな変革をせざるを得ません。ダーコーヴァという惑星とそこの人類は、新しい世界で生きることとなり、ダーコーヴァ年代記自体はこれが最終巻となります。これ以後に書かれた年代記は、すべてこの時代より前。2009/05/30

でんか

5
蔵書整理で再読中。これまでの巻ででてきたメンバーが再登場してくる豪華キャスト仕様。最初読んだとき、チエリ(もともとダーコーヴァに住んでいた長命な種族)のケラルがもつ、性的なゆらぎにすごく魅了されたのを覚えています。男性でもあり―中性でもあり―女性でもある。結局、三人+αのチエリが出てくるのですが、みなそれぞれ魅力的。そしてまた、チエリの血が入ることで、力がつながれていく、という感じ。2017/10/20

ホレイシア

4
これもオルトン家がらみだったかな。2008/01/05

鈴音

2
ひさびさに読み返し。またチエリの優美な魅力に参ってしまう。2015/06/16

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