内容説明
明日のテストが心配?発表会、失敗するんじゃないかって、くよくよしてる?それはあなたが、人間だから!「人間ってなに?動物とはどうちがうの?」天才のら犬から、とつぜん議論をふっかけられた教授先生。みなさんも、ふたりの議論を追いかけてみよう。哲学しよう!新しい考え方を手に入れて。明日からの毎日も、楽しく見えてくるよ。
目次
1 どんなふうにして犬のレオは、哲学者のところにやってきたか。哲学者はレオをどうやってむかえたか。そして、ふたりは人間について考えはじめる。
2 哲学者は自分のまちがいをみとめて、あやまった。そして、レオを家にまねき入れた。
3 なぜ人間は集団で暮らすのか?
4 動物は働くのかについて、哲学者と犬が議論する。
5 仕事は人間を幸せにするか?
6 動物は話すことができるか?
7 犬には、哲学者が「理性の動物」だとは思えないこと。
8 人間は文化を誇り、犬は本能や自然体を誇らしく思う。
9 レオ、人間が自由でないと言う。
10 ふたりの友だちは議論に大満足。そして、再会を約束した。
著者等紹介
ロブラン,セシル[ロブラン,セシル][Robelin,C´ecile]
パリ近郊、ドランシーのポールベール中学で、近代文学を教える。哲学的討論を、自分の授業によく取り入れている。文学博士であり、ジュール・ヴァレスと宗教の関係について研究。19世紀のフランス文学についての記事をいくつも書いている
ロブラン,ジャン[ロブラン,ジャン][Robelin,Jean]
1949年生まれ。有能な哲学の教授で、フランスのブザンソン、ルーアン、ニーズの大学で教鞭をとった。権力と生産の関係についてや、社会における個人の関係について研究している
コクラン,リオネル[コクラン,リオネル][Koechlin,Lionel]
1948年、パリ生まれ。パリ国立高等美術学校卒業。70年代より絵本制作をはじめ、フランスではすでに80冊以上が出版されている。伝説的ロックバンド「ジェネシス」のアルバム「DUKE」のジャケットやパトリス・ルコント監督の映画「タンゴ」のポスター(1994年度国際ポスター賞グランプリ受賞)もてがけた
伏見操[フシミミサオ]
1970年生まれ。英語、フランス語の翻訳をしながら、東京都に暮らす(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ソルティ
コダマ
tellme0112
イッセイ
まー