内容説明
ふたごの兄妹、コナーとグレースは、嵐によって難破し、それぞれ別の船に助けられた。コナーは、その名をとどろかせる海賊船に。グレースは、伝説の“ヴァンパイレーツ”の船に。父の船歌にみちびかれた、ふたりの運命は?謎の吸血海賊“ヴァンパイレーツ”の物語が、ここにはじまる。
著者等紹介
ソンパー,ジャスティン[ソンパー,ジャスティン][Somper,Justin]
イギリス、ハートフォードシャー生まれ。子ども向けシリーズのライターや編集者、大手出版社のマーケティング担当、また1998年には児童書およびYA図書のPRコンサルタントとして独立するなど、多彩な経歴をへて、2005年に『ヴァンパイレーツ』シリーズ第一巻を発表し、ベストセラー作家となる
海後礼子[カイゴレイコ]
1972年、東京生まれ。国際基督教大学卒。成城大学大学院で西洋美術史を学ぶ(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちぃ
5
小学生の頃大好きだったシリーズ。忘れてるつもりでも、本を開いたら思い出す。ああ懐かしい。この匂い、この紙の感触。ページをめくればワクワクする世界が、冒険が待っていて私を呼んでるような気がする。ヴァンパイレーツ船の不思議なふんいきが何とも言えず好き。これからコナーが海賊アカデミーに入るんだよなー。県内の図書館には全巻は置いてないみたいだけど、続きが読みたいな。2017/02/11
Book Lover Mr.Garakuta
2
図書館本:ギビング・テイク・イトなお話で、続きはどうなるのだろうかと感慨深くさせられる本。双子の運命やいかに。2018/10/08
がぉ@春待人
2
ヴァンパイア+パイレーツ=ヴァンパイレーツ 父を亡くし、二人で海に出た双子の兄妹が遭難、海賊船とヴァンパイレーツ船にそれぞれ拾われる。 まだお話は立ち上がったばかり「起」でやっと舞台が揃ってきたところ。2014/12/05
しげ
2
ヴァンパイアのパイレーツ、で、ヴァンパイレーツ。おどろおどろしい感じかと思いきや、意外にさらりとした読み心地。スープやホットチョコレートなど食べ物の書き方もおいしそうだし、かっこいいヴァンパイアの男の子も出てくるし、海賊船の美しい装飾もわくわくする。怖いものが苦手な女の子でも楽しめると思います。2010/10/09
碧子
1
まずこのタイトル、すごく良い。ひと目でジャンルも出てくるものも瞬間的に想像できる。一巻目はまだ序章の序章という感じだけど十分面白かった。世界観、設定が丁寧に作り込まれていて、船室や海の描写も丁寧で分かりやすい。ドキドキもするしゾッともするしワクワクもする。謎めいた部分が少しずつ明かされていくのも、早く先を読みたいという気にさせて良い!2023/02/13