ハヤカワ文庫JA<br> 君の話

個数:
電子版価格
¥792
  • 電子版あり
  • ポイントキャンペーン

ハヤカワ文庫JA
君の話

  • 三秋 縋【著】
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 早川書房(2021/11発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 16pt
  • ウェブストアに11冊在庫がございます。(2025年04月30日 18時35分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●3Dセキュア導入とクレジットカードによるお支払いについて
    ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 文庫判/ページ数 416p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784150315054
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

映画化作品『恋する寄生虫』
著者の最新作、待望の文庫化
架空の青春の記憶を植えつけられた青年は、その夏、実在しないはずの幼馴染と出会う。これは、始まる前に終わっていた恋の物語。

内容説明

二十歳の夏、僕は一度も出会ったことのない女の子と再会した。架空の青春時代、架空の夏、架空の幼馴染。夏凪灯花は記憶改変技術によって僕の脳に植えつけられた“義憶”の中だけの存在であり、実在しない人物のはずだった。「君は、色んなことを忘れてるんだよ」、「でもね、それは多分、忘れる必要があったからなの」。これは恋の話だ。その恋は、出会う前から続いていて、始まる前に終わっていた。

著者等紹介

三秋縋[ミアキスガル]
1990年生まれ、岩手県出身。2013年『スターティング・オーヴァー』でデビュー。2019年、『君の話』が第40回吉川英治文学新人賞候補に選ばれた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

この商品が入っている本棚

1 ~ 1件/全1件

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いこ

103
読書中ずっと美しい夢の中にいるようだった。話は多分ちょっと未来。嫌な記憶を薬で消せる時代。楽しい記憶を薬でつくれる時代。主人公の千尋は、子供時代の孤独な記憶を消すため、記憶消去薬をのむ。ところが、薬が取り違えられ、千尋の胸には新しい記憶が宿ってしまう。その記憶の中では、千尋の側にはいつも、仲のよい幼馴染の灯花がいた。ある日、現実世界に灯花が現れて…。記憶の中にしかいないはずの、この灯花は誰なのか?千尋には、忘れている記憶があるのだろうか?切なく優しい嘘によって紡がれていく、いとおしすぎるラブストーリー。2022/04/23

『よ♪』

58
世界で一番優しい嘘をつく仕事──舞台は少しだけ未来…か。心のセラピーのための薬"ナノマシン"は記憶を修正する医療。過去の記憶を捨て去ろうと<消す薬>を飲んだ青年"千尋"。彼のもとには手違いで<良き思い出>を上書きする薬が届き、それを飲んでしまう。夢や記憶に現れる架空の幼馴染"灯花"。偽の記憶に翻弄される自分に嫌気がさし、酔いつぶれて迷い込んだ神社ですれ違った彼女。花火柄の紺色の浴衣。実在するはずのない彼女は──。と、わくわくする始まり。そして深く切なく収束する終わり。世界で一番優しい嘘。温かく、悲しい嘘。2022/03/31

よっち

39
記憶改変技術「義憶」が普及した世界。二十歳の夏、天谷千尋が一度も出会ったことのない、存在しないはずの幼馴染・夏凪灯火と再会したことで動き出す物語。何もない過去を消したかったはずが、植え付けられるたった一人の幼馴染の鮮明な記憶。あまりにも運命的な再会から突如目の前に現れた灯花の存在を疑って、どうしようもなく惹かれてゆく千尋。そこにはもうひとつの物語があって、不器用でお互い遠回りせざるをえなかった二人がきちんと向き合って、儚く切ないけれど優しさが感じられる物語の結末に著者さんらしさがよく出ていると思いました。2021/11/03

ピロ麻呂

32
めっちゃよかった✨結末が気になり一気読み😊過去の思い出を変える「義憶」の設定や二人それぞれの視点で二部のストーリー展開…凄く練り込まれている。三秋作品はほとんど読んでるけど、一番好きかも。素晴らしいSF恋愛小説でした❇️2021/11/20

Junichi Yamaguchi

26
『夏の魔法』…  繊細で壊れやすく感じる文章。久々に手に取る三秋作品に震える。 嘘が好きなヒロインと嘘が嫌いな主人公… 美しい物語の中で描かれる「運命」は脆く儚い。 桜のようなものか。。2021/12/20

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/18728151
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。

最近チェックした商品