内容説明
ドーン・ロシェルは、テディベアが大好きな普通の中学生だった。十三歳の春、白血病と診断されるまでは。不安でいっぱいの入院生活の救いは、ルームメイトのサンディ。ふたりは恋に心を弾ませ、かけがえのない時間を過ごすが…。命の輝きを伝える、青春小説の決定版。
著者等紹介
マクダニエル,ローレイン[マクダニエル,ローレイン][McDaniel,Lurlene]
アメリカのYA小説ベストセラー作家。アメリカ・テネシー州在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
51
13歳の春、白血病と診断されたドーン。泣いても治る訳ではないと気丈に振る舞う姿が涙を誘う。不安と恐怖と寂しさの中出会う同室のサンディ。学友が見舞いに来るも『半分は何を言っていいかわからず、あとの半分は間違った事を言う』健康な人に会うのは彼女達にとって辛い事なのだな。化学療法の辛さ、抜ける髪、骨と皮だけの姿に負けそうになりながらお互いを支え合う2人の少女の姿に涙が出る。新しい生活、学校、恋、別れとドーンのこれからが幸せであれば良いと思う。2018/10/07
カタコッタ
13
白血病になったドーンのお話。病気🟰お気の毒というだけの内容ではない。笑い転げる出来事もあり親友の死があり、恋が始まる。大変読みやすく、もう次巻が読みたくて仕方ない。2022/08/10
今夜は眠れない
5
少女ドーン目線の闘病物語。共感も出来るが、ちょっとものたりない。2016/12/22
あっぷる
3
図書館へ行ってなんとなく目について読んでみました。闘病生活の話しなので、読むのがつらいと感じることもありましたが、文章としては易しく、読みやすく、悲観的になりすぎずに表現されています。時にはほっこりする場面もありました。2015/03/01
きゅー
2
白血病になったドーンの話。病気や死を扱っているが、暗く重くなりすぎず、どちらかというと全体的には明るさを感じて読みやすい。白血病のことがかなり詳しく描かれているのもよい。2021/10/19