出版社内容情報
学校でうわさの、「足で立って歩く」「すごくでっかいカメ」を探しに行った、ぼくとハマノヨウコは、地面の裂け目を見つけて…。
日本SF作家クラブ創立50周年記念作品!
学校でうわさに聞いた、「足で立って歩く」「すごくでっかいカメ」を探しに、ぼくとハマノヨウコは『空き地が丘』に行く。そこでみつけた地面の裂け目には驚くべき秘密が…!
このシリーズは、日本SF作家クラブ創立50周年を記念して、日本SF作家クラブと岩崎書店のコラボレーションによって刊行するものです。
今のSF作家・SFファンが子どもだった頃、アーサー・クラークやジュール・ヴェルヌ、ウェールズ、小松左京や星新一、眉村卓らのSFに心躍らせて育ちました。その後、科学はめざましく発達したにもかかわらず、それらを踏まえたSFが子どもに向けてあまり書かれていません。「福島正実記念SF童話賞」を長年主催してきており、子ども向けSFを一つの柱としてきた岩崎書店として、今こそ届けたい「新作のSF入門シリーズ」です。
【著者紹介】
【北野勇作・作】 1962年、兵庫県生まれ。1992年、『昔、火星のあった場所』(第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞)で作家デビュー。同年、落語台本「天動説」で第1回桂雀三郎新作落語〈やぐら杯〉最優秀賞受賞。2001年、『かめくん』で第22回日本SF大賞受賞。『どろんころんど』(福音館書店)、『きつねのつき』、『ヒトデの星』(ともに河出書房新社)など著書多数。
内容説明
すごくでっかいカメがいる。ユウジとタカシが、そんな話をしているのを聞いたのは1時間目の始まる前のことだった。「足で立って歩いてたんだよ」それも、海でも動物園でもなく、空き地に、だよ。これは、絶対に自分の目でたしかめなくてはいけない。「私も行くから」なぜかいっしょに行くことになったハマノヨウコとぼくは、空き地が丘の驚くべき秘密を知ることになる!?
著者等紹介
北野勇作[キタノユウサク]
1962年、兵庫県生まれ。1992年、『昔、火星のあった場所』(第4回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞)で作家デビュー。同年、落語台本「天動説」で第1回桂雀三郎新作落語“やぐら杯”最優秀賞受賞。2001年、『かめくん』で第22回日本SF大賞受賞
森川弘子[モリカワヒロコ]
1970年、大阪生まれで大阪育ちのイラストレーター。コミックエッセイプチ大賞C賞受賞後はコミックエッセイを中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はま
ぜんこう
植田 和昭
みんち
しーまま