出版社内容情報
いつもどおりの朝のはずだった、ある犬に出会うまでは―。ぼくになついたその犬は「透明」だった。そして特別な絆を感じたんだ。
辻 貴司[ツジ タカシ]
丹地 陽子[タンジヨウコ]
内容説明
いつもどおりの朝のはずだった。ある犬に出会うまでは―。ぼくになついたその犬は、「透明」だった!第33回福島正実記念SF童話賞大賞作品。
著者等紹介
辻貴司[ツジタカシ]
1977年生まれ。京都府育ち。神奈川大学卒業。日本児童文学学校、創作教室受講。「らんぷ」所属。2016年、第33回福島正実記念SF童話賞を受賞、デビュー作となる
丹地陽子[タンジヨウコ]
イラストレーター。東京藝術大学美術学部デザイン科卒業。書籍の装画や挿絵を中心に活動中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
瑪瑙(サードニックス)
44
奏太が登校途中に出会った透明犬。最初は犬の幽霊かしらと思っていましたが違っていましたね。透明犬に「メイ」と名前を付けて遊ぶ奏太。楽しそうでした。いったいどうなるのだろうと心配半分ワクワク半分しながら読むことが出来て良かったです。最後は気持ちがじんわり温かくなりました。【戌年に犬本を読もう】10冊目2018/03/15
こゆ
7
小3、一人読み。2023/01/16
ねこ
7
透明犬が引き起こす騒動が楽しい。次は何が起こるの! 子どもはわくわくどきどきして読むと思う。しっかり子ども目線に立った物語。登場人物も魅力的です。わたしは、出番が少なかったけれど、陽太郎のファン♪ 次作は陽太郎主人公でお願いします。2017/04/16
maiko
4
通学途中に聞こえてきたのは吐息と足音。身体に触れる毛の感触。姿は見えないけどそこにいる透明な犬。学校にまで付いてきてしまい、隠そうと必死に。そこから透明な犬がやってきた理由を知るとほっこり。きっと主人公はこれから動物も植物も、ずっと大切にする事が出来るんだろうな。2022/03/06
2時ママ
3
次女 小3 ひとり読み。2019/11/06