出版社内容情報
仕事と休暇をかねてマカオにやってきた風雅達。カジノやプールでリゾート気分を楽しむはずが、つくも神たちの騒動に巻き込まれる。
仕事と休暇をかねてポルトガルと中国の歴史が入り交じる島マカオにやってきた風雅達。カジノやプールでリゾート気分を楽しむはずが、つくも神たちの騒動に巻き込まれる。帰ってきた紗那、唯、風雅! 待望の番外編が登場!
【著者紹介】
あんびるやすこ 群馬県生まれ。東海大学日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。主な作品に、『もりのクリスマス』『おとしものだれの?』(バンダイ)、「魔法の庭ものがたり」シリーズ(ポプラ社)、「こじまのもり」シリーズ(ひさかたチャイルド)、「ルルとララ」シリーズ、「なんでも魔女商会」シリーズ、「アンティークFUGA」シリーズ(岩崎書店)などがある。
内容説明
火事で燃え残ったアールヌーボーの鏡台。風雅たちは、買いとったその鏡台のつくも神に手紙を届けてくれと頼まれる。目的地はマカオ。そこでみつけたお宝とは?待望のFUGAシリーズ番外編。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る
十々夜[トトヤ]
京都市在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
12
《私‐図書館》番外編だ!マカオに行って、いろんなアンティークと出会い。別れ別れになった家族の真実がわかる。じーんときちゃいました。2013/03/07
えぼし
8
3人が仲がよくてなごむ。風雅の髪をかき回す紗那と,風雅を抱きしめる唯が好きです。今回の話もおもしろくて,時をこえた感動もさることながら,このシリーズは登場人物も魅力的。エディさんの人懐っこさと,見た目に反してギャンブラーな豪胆な性格が良かったです。福ちゃんかわいかったし,福ちゃんって名付けた風雅もかわいい。巻末の入門で,福と漢緑釉の犬のつくも神がFUGAに加わっているような光景が良かった。また番外編があれば読みたいな。そのときは是非アイリスも仲間に加えてもらいたい。2015/10/18
なほまる
6
これでホントに終わりですねー。あちらは古いものも年季がはいってるので、もうちょっと素敵なつくも神との出会いがあってもよかったような。エディみたいな人、さばけてて面白いですね。あそこまで達観できたら人生面白いかもね。この番外編になって真剣につくも神見えたい…と思いました(笑)2014/05/02
チャコ
6
今回はつくも神の願いを叶えるためにマカオへ旅立った3人。現地で会った賭け事大好きなエディも気の良い人で、船箪笥の謎もなかなか作り込まれていて面白い番外編でした。本編では西洋のアンティークが多かったので、東洋のアンティークが出てきたのも個人的には嬉しかったです。まだまだこの3人の活躍やアンティークの豆知識も知りたいし、不定期でも良いから続編を出して欲しいです。2013/12/05
みなかすみ@道北民
5
シリーズ番外編。今回も面白かった。今回はなんとマカオへ。3兄弟はそれぞれ相変わらずの性格で、風雅はやっぱりやさしいですね。それがうれしい。また番外編書いてくれないかな。2016/08/29