内容説明
もう一息というところで、レッドアイに逃げられてしまった風雅たち。ロンドンからやってきた間宮のおかげで、三人は「大英博物館と王室の至宝展」の倉庫に入りこむ。はたして封印することはできるのか。
著者等紹介
あんびるやすこ[アンビルヤスコ]
群馬県生まれ。東海大学文学部日本文学科卒業。テレビアニメーションの美術設定を担当。その後、玩具の企画デザインの仕事に携わり、絵本・児童書の創作活動に入る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
19
《私‐図書館》4大文明の完全な品に潜むつくも神ってかなりのパワーもってるだろうなと思ってました。まだまだなんだか続きそうなエンディング。2011/08/05
紅
16
遂に最終巻。読み始めてからあっという間でちょっと寂しいです。しかし今回はあらゆるアンティークがつながりを見せ、最終に相応しい構成だったと思います!今までの登場人物もちらほらと姿を見せ、気になる晴香さんと三枝シェフの恋の行方も・・。そして何といってもレッドアイとの対決!まさか取引をするとは予想外でした。全き姿に戻ったレッドアイの一つ目の望みは切なかったけれど善の心を取り戻せて良かった。そして最後、紗那が戻り、唯がユイマールとして呼び出されたときは読んでいるこっちまで幸せな気持ちになれました!!番外編にも期待2012/10/28
シュウ
7
大団円。2019/07/10
neconeconeco
7
冒頭で、シリーズの概略をまとめた漫画が掲載されていてとても有難かった。前巻でレッド・アイの封印に失敗してしまった骨董三兄弟は、『大英博物館と王室の至宝展』で『封魔の番人』を探すことに。〝クリスタルスカル”や〝ナイトミュージアム”など、ハリウッド映画が思い出される。本筋の他、間宮の結婚や三枝&晴香カップル誕生、縁結びオタク・由美の幸せなど、最終巻らしい大団円。壊れたジービーズも意外な所で役立ったし。レッド・アイにも良心のかけらが残っていて良かった。最後は突然の別れに吃驚したが、2人が帰って来てくれた(涙)!2016/01/14
なほまる
6
シリーズ完結。今まで読んでて「児童書なんだし、ご都合的なところも仕方ないなぁ」と思ってたところが最終巻にはあまりなくて、変な気持ちにならずに楽しく読めました。急にこの本だけ画力があがったようなそんな感じでした。対決シーンも面白かったし、助っ人のエピソードやその後の話もすんなり楽しかったです。2014/05/02