出版社内容情報
黒人の公民権、貧困の克服、ベトナム反戦の闘争の末39歳の若さで凶弾に倒れたキング牧師の説教・講演十一編を収録。
内容説明
非暴力抵抗運動の渦中に39歳の若さで凶弾に倒れたキング牧師の、公民権運動初期からベトナム反戦運動を経て文字通り暗殺前夜に至る、11編の歴史的な説教・講演を収録。同時代人による解題が各編に付され、キングの肉声が鮮やかに甦る。
目次
1 第1回モンゴメリー改良協会大衆集会演説
2 新生国家の誕生
3 われらに投票権を与えよ
4 コーボー・ホール解放大会演説
5 私には夢がある
6 第十六番通りバプテスト教会爆破による幼い犠牲者たちへの告別の辞
7 ノーベル平和賞受賞講演
8 セルマ行進の終結演説
9 ベトナムを越えて
10 ここからどこへ行くのか
11 私は山頂に登ってきた
著者等紹介
梶原寿[カジワラヒサシ]
1932年生れ。1966年、東京神学大学修士課程修了。名古屋学院大学学長等を経て、現在は中部学院大学教授。日本M・L・キング研究会幹事
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ULTRA LUCKY SEVEN
2
最高。自分にとってのバイブル。日本語で読んでも力強い。今はyou-tubeがあるので、最後の演説を聞いてみてください。本当に何かを知っている人の目と声を見ることができます。2010/05/19
史
1
はたしてこの夢は辿り着けることなのだろうか。2020/07/08
雪野きずな
1
繰り返し読む価値はある。2016/05/11
雪野きずな
0
いい本だ。何回か繰り返し読もう。「私の子供達が皮膚の色によってではなく人格によって判断される日が来ることを」の辺りは暗唱したい。2016/03/05