内容説明
塩力様に仲間四人の将来の役割を決めるようにと言われ、悩む茶子。みんなの気持ちも知ってしまい、なおさら悩ましい。そんなとき、茶子が何者かにさらわれる。いよいよクライマックスの最終巻。
著者等紹介
令丈ヒロ子[レイジョウヒロコ]
1964年、大阪府に生まれる。嵯峨美術短期大学(現・京都嵯峨芸術大学)卒業。講談社児童文学新人賞に応募した作品で注目され、作家デビュー。幼年童話からヤングアダルトまで、独特のユーモア感覚で幅広い読者に向けた作品を手がける
岡本正樹[オカモトマサキ]
イラストレーター。本の挿絵の仕事のほか、アニメ、ゲーム、カードのキャラクターデザインなども手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
喪中の雨巫女。
9
《私‐図書館》完結しました。落ち着くとこに落ち着いたな。色々あると思うが、頑張ってもらいたい商店街です。2011/05/13
のみちゃん
5
最終巻にまたショーエーが登場したことや、メンバーの将来が決まったことが面白かった。最後の数ページでS力の魅力が広がったのも凄い。続きが読みたいような、このままにしておいて欲しいような不思議な心境だ。2013/07/18
うしこ@灯れ松明の火(文庫フリークさんに賛同)
5
おリキ様の後継者として塩力様からある決断を求められる茶子。そんな大切なことを自分では決められないと悩む茶子でしたが・・。シリーズ最終巻。誰をどう選ぶのか、茶子の決断はほぼ予想通りだったので、違和感はありませんでした。色々な意味でこれからが始まりといった感じです。★★★2010/07/30
メイロング
3
異性4人から恋されるなんて、どこのギャルゲーだ! いいぞ、もっとやれ。千原先輩の性能が高すぎる。それに比べて研ときたら。大事なキャラだけどさ。登場人物に全く無駄がない。それが商店街世界をがっちり固めているから、その上に築かれる物語がぶれない。それが、決して長くない本なのに、読み終わると変な満足感がある理由なのかもね。物語を作る地力のある作家だ。相変わらず、表紙の茶子はかわいい。2010/04/11
mie
2
完結。文庫になった事だし続編が出ればいいのにな。これからが面白くなりそう。これまでも十分に面白かったですけど。2013/05/15