1年生からよめる日本の名作絵どうわ<br> 魔術

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1年生からよめる日本の名作絵どうわ
魔術

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  • サイズ A5判/ページ数 69p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784265071128
  • NDC分類 K913
  • Cコード C8393

出版社内容情報

魔術の大家ミスラをたずねた「私」はそこで見た魔術に驚き、自分にも教えてほしいと頼むが…。人間の欲深さを描く芥川龍之介の名作。

ある時雨の降る晩、「私」はマティラム・ミスラ君(ハッサン・カンという名高い婆羅門の秘法を学んだ、年の若い魔術の大家)の家を、魔術を使って見せてもらうために訪ねた。その家で「私」は魔術を体験することとなる。いくつかの不可思議を体験したのち、「私」はミスラ君に頼み魔術を教えてもらうこととなるが…。

人間の欲深さを見事に描いた芥川竜之介の名作。人気イラストレーターの丹地陽子が描くポップな絵童話。

【著者紹介】
【芥川龍之介】  1892年-1927年。東京都生まれ。東京帝国大学英文科卒業。在学中から文学活動を始め、夏目漱石の門下に入った。『鼻』『芋粥』によって新進作家として認められ多くの作品を発表する。「蜘蛛の糸」「杜子春」といった児童向けの作品も書いている。晩年は、芸術上、人生上のゆきづまりから極度の神経衰弱におちいり、睡眠薬を飲んで自殺した。

内容説明

魔術の大家ミスラをたずねた「わたし」は、そこで見たふしぎなできごとにおどろいた。―芥川龍之介の名作を絵童話に。

著者等紹介

芥川龍之介[アクタガワリュウノスケ]
1892年~1927年。東京都生まれ。東京帝国大学英文科卒業。在学中、菊池寛らと共に同人誌「新思潮」に参加し文学活動をはじめ、夏目漱石の門下に入る。「羅生門」「鼻」「芋粥」を発表し、新進作家として認められ、多くの作品を発表。「蜘蛛の糸」「杜子春」など児童向けの作品も書いている

丹地陽子[タンジヨウコ]
三重県生まれ。イラストレーター。東京芸術大学美術学部卒業。海外ファンタジー、ミステリー、児童書など、書籍の挿画を中心に活動中

宮川健郎[ミヤカワタケオ]
1955年東京都生まれ。立教大学文学部日本文学科卒。同大学大学院修了。現在武蔵野大学教育学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

72
人間はどんなに自制したところでちょっとした出来事からでも欲が出るし、永久に欲を捨てきれない生きものだなと芥川作品を読むと毎回思います。魔術が使えるようになったら私もお金を増やすと思います。2022/12/04

モリー

61
欲を捨てることが出来なければ、魔術を教わる資格がないと言われた主人公は…。私も魔術師にはなれそうにない。2023/03/17

☆よいこ

54
インド人のマティラム・ミスラに魔術を見せてもらい、魅了された主人公。自分も魔術をならいたいと申し出る。ミスラは「(魔術は)欲のある人間には使えません」と欲を捨てるように言った。しかし、魔術で金貨を出せるようになった主人公は・・・。▽芥川龍之介の短編を小学生でも読めるようにふりがなをふり、注釈をつけたもの。読みやすく面白い。▽自分のうちの表札に「インド人」と書くなんてありえないと思うけどw2019/03/18

masa@レビューお休み中

54
まさか、芥川作品を児童書で読むことになるとは思いませんでした。物語は、主人公がインド人のマテイラム・ミスラの屋敷に足を運ぶことから始まります。魔術の大家である、ミスラの魔術を見るために訪れるのです。その要望が叶い、彼の不思議な術を見た僕は、今度は「魔術を教えて欲しい」と懇願するのですが…。読んでいると、主人公と同じように魔術の中で過ごしているような感覚になってしまいます。ふと気がつくと、魔術は解かれて、現実の世界に引き戻されてしまう…何気ない日常でも似たようなことがあるのかもしれないと思ってしまいました。2012/12/02

Y2K☮

42
図書館本。「魔術」は小学生の頃、著者の本にハマるきっかけとなった作品。宮沢賢治は「生きとし生ける者」への思い、あらゆる生命の一体感を見守る様に描き、芥川龍之介は全ての人の業、抗えぬサガをシニカルにそれとなく暴き出す。有名なあの場面、もしも語り手が余計な欲を出さなかったらどうなっていたか。友人との賭けに負けてもプラマイゼロだし魔術の能力は失わずに済んだはず。人智を超えた時の運や見えない何かに背を押されるツキの尊さ。それらをみすみす手放してしまうヒントが垣間見えた。FCバルセロナの哲学「謙虚であれ」を改めて。2017/10/12

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