出版社内容情報
捨て犬から日本初のセラピードッグになったチロリの物語。生きるものすべての命の重み、人と犬とが生きることを考えさせられる。
大木トオル[オオキトオル]
内容説明
首にはボロボロになった首輪がくいこみ、おびえた目をするチロリ。きっとかい主から、いじめられてきたにちがいありません。でも、やさしい笑顔とふかいおもりやりで、弱った人を元気にするセラピードッグとして活躍しました。たくさんの困難をのりこえ、必死に生きたチロリ。―そんな一匹の捨て犬の物語です。
目次
プロローグ チロリと五匹の子犬との出会い
1章 子どもたち、犬の親子を助ける
2章 セラピードッグになるトレーニング
3章 チロリがセラピードッグに
4章 人と犬が助けあって生きる
5章 被災地でのセラピードッグの活躍
著者等紹介
大木トオル[オオキトオル]
音楽家。国際セラピードッグ協会代表。ユナイテッド・セラピー・ジャパンINC代表。弘前学院大学客員教授。社会福祉学者(日米)。東京都日本橋人形町生まれ。76年渡米、日本人ブルースシンガーとして人種のかべをのりこえ活躍。日本のブラックミュージックの架け橋となり、プロデューサーとしても多くのアーティストを育てている。また、動物愛護家としても知られ、日米の友好親善につくし、動物介在療法のセラピードッグ育成のパイオニアとして、70年代より活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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