出版社内容情報
四神のひとり朱雀を助けだしたルナは次なる四神をさがして旅をつづける。やってきた町で、新たな四神に出会えるのだろうか。
内容説明
赤い花に封じこめられていた朱雀を解放して、ルナたちは次なる四神をさがす旅をつづけていた。やってきたのは坂の多い小さな町。嗅覚がさらにパワーアップしたスネリによれば、丘のかなたの山の頂きに、恐ろしい気配を感じるという。それは四神のものなのか?それとも、ふたたび妖怪が待ちうけているのか?シリーズ第七弾。
著者等紹介
池田美代子[イケダミヨコ]
1963年、大阪府に生まれる。日本児童文学者協会の創作教室に学ぶ。「ハッピークロウ」同人・プロミネンス会員
琴月綾[コトズキアヤ]
1983年、東京都生まれ。2001年、千代田工科芸術専門学校に入学。キャラクターデザイン科にて絵を勉強後、03年に卒業。『いきている首』(岩崎書店)でデビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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雪紫
28
恋する乙女は癒し要員な青龍を探せ編。音が聞こえづらいのはきつい。でもラストに登場する青龍の苦手な物に思わず笑い。2020/09/03
天野 季和
8
もっけの隠れた頑張りが見れる巻。もっけもスネリも「ただ仕えなきゃいけない人だから」なんて理由じゃなくて、ともに戦う仲間として家族・兄弟のような存在としてルナと過ごしているのが心温まる。2016/08/25
唯月
7
小学生の頃に読んで面白かったので再読。二人目の四神・青龍を探すルナたち。朱雀に続いて青龍も同様だったことから、四神たちは〝悪しき力〟によって似た境遇にある精霊に魂を乗っ取られているよう。しかもその精霊たちは人間を憎々しく思っている。一体誰の仕業なのか。離れ離れになった恋人の切ない伝説、そして彼らの生まれ変わり…と、今回の物語はなかなかロマンチックで綺麗な話だった。それはそうと、青龍が美青年すぎて全てを持っていかれた。こんな端正な容姿なのに猫が苦手というのも面白い。青龍とスネリの最後の漫画にもクスッとした。2024/12/31
優@低浮上
2
面白い。レン君♪2016/06/08
もちや
2
猫に引っかかれたことのある青龍って…四神の姿は見えないはずなのに…猫には見えるのかな。2015/10/03