出版社内容情報
コンビニやインターネットでも簡単に薬が買えるようになった便利さの一方で、薬物乱用や医療費の圧迫などの問題も指摘されています。
これまで学ぶ機会がなかったで「くすり教育」が中学(2012年から)高校(2013年から)の保健体育で始まっています。
薬が身近になった今だからこそ、薬の正しい使い方や知識を身につけ、セルフメディケーションとして一生涯の健康を自分で守れるように、薬にまつわる大事なことを一冊にまとめました。
副作用やワクチン、アレルギー、くすりにまつわる仕事(薬剤師、薬局、製剤メーカーなどの現場紹介や、SDGsの視点での関わりも紹介しています。
目次
PART1 くすりでセルフケア「セルフメディケーション」(体のサインに気づこう!;くすりはどこで買える?もらえる?;くすりのことは、薬剤師に相談!;くすりを処方してもらうときには…;意外に知らないくすりの使い方Q&A ほか)
PART2 くすりにかかわる仕事大研究!(すりに関するいろいろな仕事;薬局ではたらく薬剤師に密着!;おくすり手帳はどう役に立つ?;医師と薬剤師はどんな関係?;薬剤師が患者の家を訪問!? ほか)
PART3 くすりは人間の体にどうはたらく?(くすりは体の中でどうはたらく?;副作用って、どんなもの?;薬物アレルギーってどんなもの?;アレルギーの病気とくすり;ステロイド薬ってどんなくすり? ほか)
著者等紹介
安部恵[アベメグミ]
日本大学薬学部薬剤師教育センター准教授。1994年日本大学薬学部薬学科卒業。薬剤師、介護支援専門員、スポーツファーマシスト。薬局薬剤師として臨床現場における活動を継続しながら、現場の「今」を薬学部での教育に反映すべく取り組んでいる。さらに人口減少が進むこれからの日本を支える子どもたちへの健康教育をはじめ、「国民の健康で幸せな人生」をサポートする薬剤師活動の促進に注力している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。