出版社内容情報
失踪した人が数ヶ月後に剝製として発見される猟奇殺人が続く街。探偵の晃平に、被害者遺族から依頼が……。戦慄のサスペンス。
内容説明
失踪した人が半年後に〓製として発見される―。そんな怪事件が続く街で探偵事務所を営む近森晃平と、幼馴染の美貌の青年・彗は、被害者遺族からの依頼をきっかけに事件の調査を始める。事件を追ううち、11年前に起きた猟奇連続殺人事件「キャトル事件」との関連が見えてくるが、実は晃平は、その事件で両親を殺された被害者遺族で…。過去と現在、猟奇と耽美が絡み合う長編サスペンス。
著者等紹介
樹島千草[キジマチグサ]
東京都出身。某大学文学部卒業。著書に『映画ノベライズ 虹色デイズ』『咎人のシジル』『太陽の子 GIFT OF FIRE』など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yukaring
69
人を殺して剥製にするという猟奇的な連続殺人事件。そんなおぞましい事件を軽快なタッチでテンポよく描くサイコサスペンス。そして圧倒的なリーダビリティでとにかく読みやすい。探偵事務所を営む近森晃平の元に剥製事件の被害者の妻から依頼が入る。幼なじみの川内彗と調査を始めるが、調べを進めるとなぜか見えてきたのは11年前の別の猟奇殺人「キャトル事件」被害者を殺して内臓を抜き取るこの残忍な事件では実は晃平は両親を殺された被害者遺族の立場だった…。過去と現在が交錯し謎が謎を呼ぶ。光と闇が絡み合う独特な展開で面白かった。2024/05/08
mayukochan
2
お初樹島千草さん。行方不明になった人物が半年後に剥製になって発見される事件が立て続けに発生。捜査していくうちに過去の事件がとの関連が。会話の感じがラノベっぽいです。主に探偵の晃平と助手が謎解きしていきます。最後にもう一捻りありでこちらに驚きました。どの本を読んでいても(テレビでも)思いますが被害者の人権ってどうなってるんでしょうね。報道が胸くそ悪いです。2025/03/04
ヒロ
1
Mより。バディもののミステリかと思いきや・・。イヤミスよりかも。2024/07/16
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