内容説明
俳句は、五・七・五の十七音からなる世界でいちばん短い詩です。俳句のレストランで、いろんな料理をご賞味ください。食べ物の俳句を十四句収録。
著者等紹介
村井康司[ムライコウジ]
1958年、北海道函館生まれ。1993年に作家の小林恭二氏の句会で俳句をはじめる。俳句同人誌「恒信風(こうしんふう)」を1995年に創刊、編集人をつとめる。他に俳句誌「豈(あに)」同人。ジャズの評論も行う
とくだみちよ[トクダミチヨ]
1976年、大阪府生まれ。嵯峨美術短期大学卒業後、ステーショナリーメーカーのデザイナーを経て、2005年よりフリーのイラストレーターへ。育児・児童書のイラスト他、広告やファッションブランドのイメージビジュアルなど幅広い分野でアートワークを手がける。ストーリー性を大事に、メルヘン&レトロなイラストを展開している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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ベーグルグル (感想、本登録のみ)
40
食べ物の俳句14句を詠んだ本。お気に入りは「牛乳を白く白く飲む自由」。俳句の各ページには俳句の説明が書いてあり、解説で情景を思い描く事が出来、面白く読み終わりました。子供の俳句導入にもお勧めかも。絵がとても可愛らしいです。2019/02/08
リコリス
31
食べ物の俳句で見開きに説明があって絵も可愛い。お気に入りは「母の日のてのひらの味塩むすび」「世界中トースト飛び出す青葉風」2020/03/03
小夜風
30
【小学校】「めくってびっくり俳句絵本」というシリーズ。頁を捲るととくだみちよさんの可愛らしい絵が目に飛び込んでくるので、最近の俳人を集めたのかと思ったら、結構昔の人たちで驚き、その中に正岡子規はともかく松尾芭蕉まで出てきて、違和感が全く無いことに凄くビックリしました。芭蕉って何時代の人だっけ!?って思わずググっちゃいました(笑)。こうして見ると、時代に関係なく人々の生活ってあんまり変わっていないのかなって感じます。2016/02/07
June
19
子供の夏休みの宿題に俳句があるので、図書館でついでに借りてきた。食べ物に関する、色々な俳人たちの俳句が、かわいらしくカラフルな絵と一緒に並べられている。「俳句のレストランで、いろいろな料理をご賞味ください。」とのこと。2014/07/30
みさどん
15
百人一首は季節や恋心を盛り込むものばかりで食べ物を扱ったのはなさそう。俳句にはあるだろうと探してみると、この本に出会う。知らなかった珍しい作品ばかり。突拍子もない世界観もあって、目の付け所がおもしろい。2019/01/27
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