出版社内容情報
犬養毅を曾祖父に持ち、外交官の父について、幼少期からアメリカや中国で暮らした緒方貞子。国際政治学者として大学で教えていたが、その後国際連合の仕事にかかわるようになる。女性で日本人としてはじめて国連難民高等弁務官に就任し、10年間務めた彼女の、子供時代からの生きざまを描く。
内容説明
緒方貞子さんは、父親の仕事の関係で幼少期をアメリカ、中国などで過ごしています。九一年には日本人として、また女性として初の国連難民高等弁務官に就任し、その後一〇年間つとめました。常に紛争の最前線にかけつけ、難民の声に耳をかたむけ、世界に向けて「難民に対する尊厳」の大切さをアピールしていきました。
目次
プロローグ アフリカの「サダコオガタ」
第1章 明るくて活発なサダ
第2章 アメリカから中国へ
第3章 お国のために
第4章 リーダーシップを学ぶ
第5章 日本はなぜ戦争を起こしたのか
第6章 結婚の条件
第7章 世界平和にささげられた半生
エピローグ もう一ぱい、コーヒーを
著者等紹介
小手鞠るい[コデマリルイ]
1956年岡山県生まれ。同志社大学法学部卒業。小説家。『ルウとリンデン 旅とおるすばん』(講談社)でボローニャ国際児童図書賞、『ある晴れた夏の朝』(偕成社)で小学館児童出版文化賞、『ぼくたちの緑の星』(童心社)で、うつのみやこども賞を受賞
佐竹美保[サタケミホ]
富山県生まれ。主なさし絵に『雨月物語』『更級日記』『菅原伝授手習鑑』(岩崎書店)などがある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ゆのん
ホッパー
ぶんこ
spatz
おーね