内容説明
ラファエル前派、後期印象派、象徴主義、分離派など、百花繚乱のごとき世紀末芸術はいかに生まれ、その精神はいかに継承されたのか。ホフマンスタールら同時代の第一級の知性と美学者が、ヨーロッパ全域を席巻した世紀末芸術をつぶさに鑑賞しつつ、その美意識の核心に迫る画期的論考集成。
目次
第1章 ルネサンス再発見
第2章 ラファエル前派
第3章 神話の風景
第4章 後期印象派
第5章 象徴主義
第6章 分離派
第7章 彫刻
著者等紹介
ホフマンスタール[ホフマンスタール]
1874‐1929。オーストリアの詩人・劇作家。新ロマン派の代表的作家
高木昌史[タカギマサフミ]
1944年生まれ。現在、成城大学文芸学部教授。ドイツ文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。