内容説明
なぜ、会計基準の設定が国家から民間に委譲されたのか?1930年代の米国を「比較のベンチマーク」として分析し、他の時代、他の国・地域における「相違」や「変化」を考察する。
目次
第1部 会計基準設定のアウトソース(会計基準設定のアウトソース:仮説;証券二法の制定過程;SEC創設期における会計規制の方向性;1933年証券法の制定までの自主的会計規則―NYSEと会計プロフェッションの取組み;会計プロフェッションによる自主規制体制の確立)
第2部 規制のオーバーラップ(米国の石油・ガス会計;金融規制と会計規制の相克)
第3部 会計規制の国際的展開(英国におけるPFI会計;国際的なPFI会計基準の設定と承認;グローバルな会計規制の枠組みとその変化)
著者等紹介
大石桂一[オオイシケイイチ]
1990年九州大学経済学部卒業、九州大学大学院経済学研究科進学。1996年佐賀大学経済学部専任講師、助教授を経て、1999年九州大学より博士(経済学)の学位を取得。2006年九州大学大学院経済学研究院助教授、准教授を経て、2013年九州大学大学院経済学研究院教授となり、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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