出版社内容情報
ホールトの故郷ヒルベニアでは不審な集団「アウトサイダーズ」が勢力を拡大。そこでホールトのおどろくべき秘密もあきらかに!
ジョン・フラナガン[ジョン フラナガン]
入江真佐子[イリエマサコ]
内容説明
ウィルは、落ちついた日々を過ごすのも束の間、ホールトの故郷、アラルエン王国の北西部ヒベルニアで不可思議な集団「アウトサイダーズ」の動きを探ることに。そこで、ホールトが語り始めたのは―おどろくべき真実は、彼らをどこへ導くのだろうか?
著者等紹介
フラナガン,ジョン[フラナガン,ジョン] [Flanagan,John]
オーストラリアを代表する児童文学作家。テレビシリーズの脚本家として活躍中に、12歳の息子のために物語を書きはじめる。その作品をふくらませ、『アラルエン戦記』シリーズの第一作目として刊行。シリーズを通してニューヨークタイムズベストセラーに60週以上ランクイン、子どもたち自身が選出する賞や国内外の賞・推薦を多数受賞、人気を不動のものとする。シドニー在住
入江真佐子[イリエマサコ]
翻訳家。国際基督教大学卒業。児童書のほか、ノンフィクションの話題作を多く手がけるなど、幅広いジャンルで活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヨル
23
レンジャーの師弟を中心としたアラルエン国の物語。レンジャーは国を守る武人だけれど、戦わずに勝つのが上の策とするような老子の兵法と忍が合わさって且、自由な精神を尊ぶ稀有な人たち。今回は略奪的な詐欺カルト宗教の話。そのやり口を構造的に解説している。これは12歳の息子の為に書き始めた物語らしいが、人生を自由人として生き抜く知恵が詰ってる気がする。そして当然だけど面白い。下巻に向かいます。2019/07/15
tellme0112
8
明るい話で良かった。前みたいに暗くいやーなところで上巻が終わらなくて良かった…。またまた楽しい旅始まる。ホールトの秘密が明かされる。って既出だったのか、忘れていたわ。2017/03/07
今夜は眠れない
6
久しぶり。3人の雰囲気がなかなかに面白い。ホールトの生い立ちに物語が絡んで・・・一気読み。 次巻が、待ち遠しい。上下揃ってから読むべきだった。2017/01/15
Miki Shimizu
4
たのしー!ワクワクドキドキ大冒険!!しかも、仲良し3人組で。いいわー。下巻も図書館で予約したー。早く届くといいなー。2017/05/03
☆ひとこぶラクダちゃん☆
3
アラルエン戦記9作目です。今迄の敵とは武力と技術の戦いでしたが、今回の敵は宗教団体です。言葉巧みに村人を騙し、金銀財宝を盗み逃げて行きます。下巻へ続く。2022/09/25
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- 和書
- 中野のお父さん 文春文庫