内容説明
いいにおいのするほし草のベッド、こんがりやいたチーズやしぼりたての乳、やぎ飼いのペーテルと一緒に登った、山の上の草花や風、すばらしい夕焼け―ハイジは、山小屋の暮らしが、だいすきになった。病気の少女クララのお相手として、フランクフルトの町へつれてこられたハイジは、つぎつぎにゆかいなさわぎをおこしてクララを喜ばせるが、自分は、やがて山恋しさから夢遊病にかかってしまう。美しいスイスの山の自然を背景にしたヨハンナ・スピリの名作。小学校高学年～中学生向。
感想・レビュー
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ゆりこ
3
村岡花子訳。昔読んだハイジは、上下巻あったので、たぶん省略されてる本。優しい語り口で、美しい自然がありありと目にうかびます。ハイジの無邪気でまっすぐな性格も読んでいて気持ちいいし、ハイジをとりまく人たちも好き。あらためて完訳版も読みたいし、アニメも見たいなー、と思いました。2014/09/05
