出版社内容情報
一万八千石の大名家を出た若月丹波守清胤と爺は、裏長屋で揉め事相談人に。剣の腕と気品で謎を解く。大人気シリーズ第8弾!
内容説明
那須川藩一万八千石の若月丹波守清胤は、故あって傳役の爺と二人で出奔、八丁堀の裏長屋で、よろず揉め事相談で糧を得ている。そこへ、某大藩の侍が訪れ、行方知れずになった新式鉄砲を捜し出してほしいという。同じころ、実兄で幕府大目付の松平義睦から屋敷に呼ばれ、驚愕の依頼を受けた。幕閣を狙って江戸に入った七人の刺客を秘密裏に討ってほしいというのである。書き下ろし長編時代小説。
著者等紹介
森詠[モリエイ]
栃木県旧大田原町出身。那須地方に育つ。東京外国語大学卒。最近、歴史時代小説も書いている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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