出版社内容情報
虐待をうけたちびくまくんが友だちとお医者さんのやぎ先生に勇気づけられて、立ち直っていくおはなし。巻末には、わかりやすい解説と2000年11月に施行された「児童虐待防止法」を収録。 幼児から
内容説明
ぼくが悪い子だからぶたれるんだ、と思っていたちびくまは、やぎ先生とたろくまにはげまされて…虐待を知り、虐待をのりこえる絵本。巻末に解説と「児童虐待防止法」を収録。
著者等紹介
安藤由紀[アンドウユキ]
画家。子どもの本や小説の挿絵の仕事をしている。1985年よりカナダや日本で子どもへの虐待についての数々の研修を受け、治療の技法などを学ぶ。フェミニスト・カウンセリングや放送大学で発達と教育(心理課程)を学びながら、子育て中の母親のためのサポートグループ活動や性被害者支援活動、子どもと女性の人権活動に従事する。1994年、ぐるーぷCAP設立。しんぐる・まざあずふぉーらむ会員。テナー・ネットワーク主宰
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
パフちゃん@かのん変更
42
親から虐待を受けている子、それでも自分が悪いんだと思い、親をかばって「ころんだ」とウソを言う。でも、たとえ虐待の事実が分かっても何ができるのだろう。児童相談所に送り、施設で育てられるのは親に虐待されるよりは安全なのかもしれないが・・・。すべての子どもが大切に育てられる世の中になってほしいものです。2014/02/09
退院した雨巫女。
14
《図書館》幼児虐待あり得ない。親から、そんな仕打ちされるなんて嫌だ。2011/12/23
Reina
3
仕事関連本。だいじょうぶの絵本。心理教育に。
ゆまたろ
3
買って手元に置いて、どこか人の目に触れるところに置いておきたい一冊です。こんなことが1日も早くなくなりますように。2019/11/13
なつ
1
虐待ということについて、子どもにもわかりやすく書かれている絵本。勇気をくれる絵本だと思う。ぜひたくさんの人がこの本を手に取ってくれるといいな。2020/01/23