出版社内容情報
木の皮の下に産みつけられた卵から生まれた弱々しい幼虫が、大人のセミになるまでを大きな写真で追っていきます。まさに感動!
神社の森を舞台に、アブラゼミが卵から生まれる様子から羽化するまでを見ていきます。木の皮の下に産みつけられた小さな卵から生まれた小さな小さな弱々しいあかちゃんが、力強い大人のセミになるまでを大きな写真で追っていきます。まさに感動!
【著者紹介】
【小杉みのり・構成・文】 編集者。編集プロダクション「ドゥ&ドゥプランニング」代表。児童向け書籍の編集、原稿執筆に携わる。おもな担当書籍に『原寸大恐竜図鑑』『きせつの図鑑』(小学館)などがある。
著者等紹介
新開孝[シンカイタカシ]
1958年愛媛県生まれ。愛媛大学農学部で昆虫学を専攻。卒業後上京し教育映画の演出助手などの仕事を経て、フリーの昆虫写真家として独立。2007年、宮崎県三股町に移り住む。昆虫の多様で不思議な生態や形態を独自の視点から撮影している
小杉みのり[コスギミノリ]
編集者。編集プロダクション「ドゥ&ドゥプランニング」代表。おもに児童向け書籍の企画・編集、原稿執筆に携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kawai Hideki
61
やさしい言葉と美しい写真でセミの生態を解説してくれる写真絵本。セミの幼虫と成虫、羽化のシーンは、実際にも見たことがあるが、木の皮に産み付けられた卵や卵から孵ったばかりの白くて小さな幼虫は本書で初めて見た。2ページ見開きに大写しされたセミの羽化シーンも美しく、娘も母親に「見て!これ見て!」と見せびらかして、感動を共有していた。2016/08/21
あすなろ
55
【育児本】13年出版。セミさんはどこからきてどう暮らしてどう死ぬのか?そんなことが分かる。これも大好きな一冊として読む&読んでくれとせがまれます。2018/03/31
たーちゃん
23
もうすぐセミの季節がきます。息子は「前にいっぱいとったよなぁ。シュンシュンって」と網で採る動作付きで話ていました。2022/05/13
いろ
15
夏が来た!とセミ写真科学絵本を。雌が卵を産みつけた跡が「おろし金みたい」にたくさん傷がついているらしい,気づいた事ないけど,8歳男児は「ギザギザになっているの,よくあるよ。」との事。そこにセミの卵があるのか!? 春以降,母(私)が好んで時々借りては読んでいた「うまれたよ!」シリーズ,写真が素晴らしく,読みやすいので大好き。だけど,息子は少し食傷気味らしい^^; 次に借りる本は「虫とかのじゃなくて,お話の本がいい。」と釘刺された; それでも,先日見つけたニイニイゼミも載ってる最後の解説見開きは息子も大好きv2016/09/01
いっちゃん
12
7年も土の中!知ってはいたけど、改めて凄い。出て来てすぐに死んでしまうのに、人間から見たら、メインは地上に出てからに思える。卵を産みに地上にでるだけなのかも。2016/10/08