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内容説明
わたしは、盲導犬歩行指導員の原祥太郎。目が不自由な人たちに、目の役目を果たす「盲導犬」を手わたすのが仕事だ。わたしがつとめるアイメイト協会からは、もうすぐ、1000頭目のセロシアが盲導犬として旅立っていく。心をこめて育てたセロシア。新しい主人のいい相棒になれるといいな。
著者等紹介
日野多香子[ヒノタカコ]
東京都生まれ。児童文学作家
増田勝正[マスダカツマサ]
東京都生まれ。犬、猫、その他ペットの写真を30年以上撮り続ける。富士フイルム、山と渓谷社のカレンダーの写真も手がけ、アイメイト協会のボランティア活動にも写真で参加。社団法人日本写真家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
KAORU SUZUKI
4
最後に出てくる、訓練犬の写真の右側の犬がマッコイ君に似てるんだよね‼2016/07/28
ひまわり
3
盲導犬がいかにして盲導犬になるか。よくわかります☆☆☆☆☆2016/12/13
書の旅人
1
人間が好きだと思ってくれている犬たち。それなのに自分ら、人間はどうだろう…。流行に惑わされて犬を飼い、飽きたら捨てる。小さくて可愛いからと飼い、大きくなったからと捨てる。家族同然に暮らしてきたのに、環境が変わったから仕方がないと、あっさり捨てる。そんなことはないと言う人も勿論いるが、そうではない人もいるのが現状。良いも悪いも現実を知り、これからの自分に活かしていきたい。必ず自分にも出来る事があるのだから。2015/10/04
あるちゃ
1
盲導犬が盲導犬として独り立ちするまで、とも取れますし、盲導犬を必要としている人が盲導犬をパートナーとするまで、とも取れます。 かつてのこの手の絵本は、こういうときはこうしましょう!的な内容が多かった気がしますが、そういう部分もありますが控えめで、一つのエピソードを語るようにできあがっています。 子供のころ母に「あんたより賢い犬だよ」って言われてむっとしたことを思い出しました(笑) 賢さは負けても、盲導犬を社会の一員だと当たり前に思うことで対等でいたいなあ、と思いました。 2011/12/07
ゆにす
1
写真が豊富で理解しやすいと思います。銀座のお店の多くに入店を断られた時はさぞ悲しかったと思います。ところで、すごく田舎だと人の流れで青信号が判断しにくいと思うのですが、どうするのかしら。2010/09/06