内容説明
信じる力を失って見つけたもの。きかれない祈り、つきない悩み、続く困難。「信じる苦しさ」に寄り添う、たましいの片道書簡。
目次
1 「塀」の中のあなたに送る片道書簡(新しい自分への扉;アメリカへ;人に寄り添う愛 ほか)
2「わからない」ことの中で(「試練」は喜ぶべきもの!?;愛のない者と愛のある者の違い;うめきの中から始まる愛 ほか)
3 神からあなたへの片道書簡―超越と内在のメッセージ(キリストのために苦しまなくてはいけないの?―ピリピ人への手紙一章二九節;自分を捨てないと従えないの?―マルコの福音書八章三四~三五節;私の弱さを受け取る主~トマスの信仰~―ヨハネの福音書二〇章二四~二九節 ほか)
著者等紹介
中村穣[ナカムラジョウ]
日本の社会になじめず、18歳のときにアメリカへ家出。ひとりの牧師に拾われて、アメリカでの生活が始まる。紆余曲折を経ながらも大学を卒業。助けられた恩師と同じ職に就きたいと、牧師になる決意を固める。2009年、米国のウェスレー神学大学院を卒業し、帰国。上野の森キリスト教会で宣教主事として奉仕。2014年から飯能の山キリスト教会を立ち上げ、教会カフェを始める。現在、地元の聖望学園で聖書を教えつつ、JTJ宣教神学校でキリスト教思想史哲学、クリスチャンライフ学院で霊性の神学を担当している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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