出版社内容情報
書斎にぴったりの枕とは? ファミコンでOA化するには? 科学的俳句創作法とは? 身近な情報道具と戯れて生み出した傑作たち
内容説明
ハイテク、ローテクを問わず、身のまわりの情報道具の魅力的で価値ある使い方を探求する…ふりをしてビジネス用品と遊んでしまう。そうして生み出された意外な楽しみ方を大公開。
目次
大地図=オペラグラス法
大語彙軽薄短小辞書の入手
知的置物の研究
書斎「枕」の王様
8ミリビデオ残酷物語
書斎「不浄清め」の火術
科学方程式的俳句製造法
深夜のアマゾン探検法
年賀葉書の情報妄想学
世界新聞天気欄コンテスト
エホバ式仕事管理法の採用
書斎猫の導入計画〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
bluemint
3
30年前の出版だがとても面白かった。様々な電子機器を取材用と言い訳しながら次々に購入する。自分もその頃会社で同じような体験をしていたので、自分史を辿るような思いだ。机のようなワープロが二百数十万円で売り出されてから、ポータブルになり、且つ価格は十分の一。当時の興奮が蘇る。今ではワープロ専用機も無くなってしまった。他にもファックスの苦労や、テレビ電話の体験談など今やインターネットメールで一気に安価に解決してしっまっているが、僅か30年しか経っていないのだ。振り返ると月並みだが技術の進歩には改めて感心する。2018/07/22
koishikawa85
0
家に眠っていた本を読んでみた。原著が1988年、文庫化が1997年。この文章が書かれたのはまだインターネットなんてものがなく、ワープロの時代である。古いだけに、いい文章の漬物ができているのかと思ったが、実につまらない。50ページほどで通読断念。著者の文章が要するに面白くないのである。2016/01/18
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- 和書
- バフチン、生涯を語る