内容説明
知能に障がいのある4人の子どもと一緒に出発して60年。「止揚学園」が一貫して目指してきたものを、創立者と現園長が優しく、かつ力強く語る。言葉を発しない人たちの言葉に聴くことの大切さを伝える一冊。
目次
1 人を信じることの強さ(季刊誌『止揚』の新たな出発;仲間たちの笑顔;生命を尊ぶ社会を;答えは自分の外に;すべてに生命を見いだす生き方 ほか)
2 イエスさま、ゴメンナサイ(イエスさまを着る;神さま、してくれはる;お寺の鐘の音;蜘蛛と遊ぶ;失望のない山路を ほか)
著者等紹介
福井生[フクイイクル]
1966年、滋賀県東近江市(旧・能登川町)にある止揚学園に生まれる。生まれたときから、知能に障がいのある子どもたちと一緒に育つ。同志社大学卒業後、東京の出版社に勤務。1992年、止揚学園に職員として戻ってくる。2015年7月15日より園長に就任
福井達雨[フクイタツウ]
1932年、滋賀県近江八幡市に生まれる。1956年、同志社大学を卒業。学生時代より、障がい児の教育と差別問題に取り組む。1962年、多くの人たちの協力により、知能に障がいのある子どもの施設、止揚学園を設立。2022年9月6日、召天(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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