内容説明
苦しみと恵みについて多くの書物を著してきた米国クリスチャン・ジャーナリストが自らの半生を回想する。記憶にない父親の死の秘密、過剰なまでの母親の期待、トレーラーハウスでの貧しい生活、白人至上主義に立つ教会とバイブルカレッジ…。そうした状況をどのように乗り越え、心の癒やしをたどってきたかを語る。
目次
1 家族の陰謀(秘密;賭け ほか)
2 少年時代(気づき;危険 ほか)
3 ルーツ(南部;フィラデルフィア ほか)
4 混乱(高校;分裂 ほか)
5 恵みに満たされて(微かな震動;接触 ほか)
著者等紹介
ヤンシー,フィリップ[ヤンシー,フィリップ] [Yancey,Philip]
ウィートン・カレッジ大学院でコミュニケーション学と英語学の学位を取得。『クリスチャニティ・トゥデイ』誌の編集顧問を務め、同誌に記事やコラムを書いている。クリスチャニティ・トゥデイ社の出版物「ブックス・アンド・カルチャー」の共同編集議長でもある
山下章子[ヤマシタショウコ]
東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。カリフォルニア大学サンタバーバラ校に留学。英会話語学校講師、翻訳者(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ころりん
2
「宗教2世」なキリスト教原理主義家庭の回想録。他者からは超高評価な聖書教師である母と、母の束縛を厭う兄マーシャルと、著者フィリップ。 兄の逸脱と、ますます閉じ籠る母の頑なさとが、痛々しすぎる60年余。 しかし、本書の題は、「光の注がれた場所 Where the Light Fell」だ。 その痛みと問いの中で、フィリップは「神に失望したとき」「痛むとき神はどこにいるのか」「ソウル・サバイバー」を書いてくれた。 そこで僕はどんなに慰められてきたか、を思う。 後日のブログは「つぶやき」欄にリンクを貼りました。2024/03/25
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