道徳は進歩する―進化倫理学でひろがる道徳の輪

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道徳は進歩する―進化倫理学でひろがる道徳の輪

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  • サイズ B6判/ページ数 448p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784794974587
  • NDC分類 150
  • Cコード C0012

出版社内容情報

理性の力がひろげる〈利他の輪〉

倫理とはなにか? 謎を解く鍵はダーウィン進化論にある。家族や友人への思いやりは、やがて見知らぬ他人へ、さらに動物へと向かう──利他性が生物学的な起源を超えて普遍的な倫理へと拡張していくプロセスを鮮やかに描きだす現代倫理学の基本文献。日々の選択から地球規模の課題にいたるまで、よりよい世界を願うすべての人に。

内容説明

倫理とはなにか?謎を解く鍵はダーウィン進化論にある。家族や友人への思いやりは、やがて見知らぬ他人へ、さらに動物へと向かう―利他性が生物学的な起源を超えて普遍的な倫理へと拡張していくプロセスを鮮やかに描きだす進化倫理学の古典的名著。初版刊行後30年間の研究成果を踏まえた後記を付した決定版。進化論と道徳哲学を組み合わせたシンガーの議論は、私たちがこれまで当然のように受け入れてきた価値観や倫理観を根底から揺さぶり、自分の生き方や社会のあり方を考え直すきっかけを与えてくれる。身近な日々の選択から社会全体の制度づくり、そして地球規模の課題にいたるまで、よりよい世界を願うすべての人に。

目次

第一章 利他性の起源
第二章 倫理の生物学的基盤
第三章 進化から倫理へ?
第四章 理性
第五章 理性と遺伝子
第六章 倫理の新しい理解

著者等紹介

シンガー,ピーター[シンガー,ピーター] [Singer,Peter]
1946年生まれ。オーストラリア出身の哲学者。プリンストン大学名誉教授。専門は応用倫理学。動物の解放や極度の貧困状態にある人々への支援を提唱する代表的な論者の一人。『ザ・ニューヨーカー』誌によって「最も影響力のある現代の哲学者」と呼ばれ、『タイム』誌では「世界の最も影響力のある100人」の一人に選ばれた

矢島壮平[ヤジマソウヘイ]
1978年、神奈川県生まれ。中央大学国際情報学部准教授。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(文学)。東京大学大学院人文社会系研究科研究員、中央大学法学部兼任講師、慶應義塾大学文学部非常勤講師などを経て2019年より現職。専門は哲学・倫理学。研究課題は、倫理・道徳とは何かを生物学的進化の観点から明らかにすること(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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月をみるもの

18
「記述的な言明(「~である」)からは、規範的な言明(「~すべき」)は導き出せない」というヒュームの法則が正しいなら、ウィルソンの言うように「倫理を生物学に還元する」ことなどできるはずがない。しかし、じつは進化論そのものが、同じように裏口から規範を導入してるような気がするんだよな。。 → 続く  https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%92%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%83%A0%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%872025/04/08

ダージリン

4
ピーター・シンガーの名前だけは聞いたことがあったので、著作を読んでみることに。利他性や倫理、道徳に関する論考。巻末の訳者による解説が理解を助けてくれる。あまり読み慣れていない分野だが、考えさせられることが多くあった。面白そうな分野なので、いずれもう少し勉強してみようかと思う。2025/04/27

Myrmidon

3
『動物の解放』など、功利主義の擁護者として世界的に高名な倫理学者・哲学者であるピーター・シンガーの「進化生物学」と関連した「進化倫理学」に関する本の翻訳。原書は約40年前の書籍の新版(2011年刊)だそうで、「進化生物学」に真摯に向き合った倫理学の最初期の文献であり、この分野に興味のある学生・研究者などには重要な翻訳だと思う。が、残念ながら自分のようなアマチュアから見ると、現代からすると自明の内容も多く、得るものは少なかった。本書の前半は「進化生物学」がどのようなもので、倫理学的にも重要である一方で、それ2025/03/05

y

1
進化倫理学って何だろうと思って読みましたが、私にとってはあたりまえと思えることをダラダラ(ごめんなさい)綴っている印象でした。 トローリー問題とか決めつけ感満載だし、書籍出すくらいの良識人なら無人島行く前に歯が痛くても歯医者に行かないって相応の理由あるでしょって思ったので、著者とは考え方が違うのかなーと思いました。 進化心理学の本が面白かったので進化倫理学という本書にも期待したのですが、ちょっと違ったようです。2025/05/07

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