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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ヴェネツィア
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ミリアム・ボーディック原文、カミーユ・ベルナール絵。どちらも知らない人だが、名前からはミリアムはイギリス人、カミーユはフランス人かと思われる。お話ではなく、タイトル通りにアルファベット順に、神様へのお祈りの言葉が記されている。絵はネズミの一家を中心に暖色系がふんだんに用いられたパステルトーンの柔らかいタッチ。この前に読んでいたのが、エルジン収容所の物語だったので、よけいにその違いが際立つのだが、こちらは徹頭徹尾、平和で明るく肯定的な人生観が横溢する。平時のお祈りなので、それでいいのかもしれないが。2024/02/25