内容説明
“神のかたち”が“わかる”と聖書の読み方が生き方が福音の伝え方が“かわる”。
目次
なぜ“神のかたち(似姿)”か―まえがきとして
序章 “神のかたち”を回復する三つの物語
基礎章 聖書が語る救いの豊かさをどうまとめるか
本論1章 “神のかたち(似姿)”としての人の創造
本論2章 真性の“神のかたち(姿)”であるキリスト
本論3章 キリストによる“神のかたち”の回復
本論4章 “神のかたち”の完成に向けて
終章 “神のかたち”完成に向けて生きる三つの物語
福音を概念別に語る実践を!―あとがきとして
著者等紹介
河野勇一[カワノユウイチ]
1945年、大分県生まれ。九州大学工学部応用化学科、大阪聖書神学校、米国ミネソタ州ベテル神学校卒。現在、日本バプテスト教会連合・緑キリスト教会牧師、東海聖書神学塾教師・理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ころりん
0
軽快に著者の聖書理解が解説されるずっしり本。 鍵は「神のかたち」という聖書の人間論。 それが「実体・目的・関係」という三視点で、ユニークに、豊富な聖書引用でめくるめく展開。 著者の四〇年にわたる聖書研究の集大成、かな~ 「贖い」や「救い」や「罪」の理解にはかなりこだわりが感じられました。 近年の神学的チャレンジにも共鳴するところがあるようで、「新しい視点」の入門書にもなっている。 それなら、人間のダーク面も踏み込んでも良かったかも。 斬新のようで「釈義で命題を構築する」演繹的な論理は、従来型でもろいかと。2018/04/19
-
- 和書
- ニャンニャンがほえるぞ