内容説明
汝の敵を愛せよは本気?大切な人が殺されそうでも反撃しないの?「正義のルール」は戦争を正当化できるの?このモヤモヤに、漫画オタクの若手牧師が切り込む。目からウロコの戦争と平和論。
目次
第1章 バカな平和主義者(平和主義)
第2章 聖書の教える平和
第3章 独りよがりな正義の味方(正義の戦争)
第4章 聖書の教える正義
第5章 聖戦主義者とテロリズム(聖戦主義)
第6章 「アメリカ」な正義の戦争の背景
第7章 まとめ
著者等紹介
鈴木光[スズキヒカリ]
1980年生まれ。アメリカの神学校へ。茨城県「ひたちなか市」の教会に牧師(伝道師)として着任、今に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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編集長
2
平和主義(反対の立場からは「バカな平和主義者」と揶揄される立場)と正義の戦争主義(正義の味方を自任する立場)を解説して、読者に考えるよう促している。それはいいのだが、もうちょっと双方を深く掘り下げたうえで読者に問いかけてほしい。クリスチャンの間でも意見が(ときに)激しく分かれるテーマでもあり、タイトルに惹かれて読んだが、設定された読者から外れていたようで、内容は物足りなかった。2017/04/22
やよ
0
面白かった!例えば「平和主義」一つとってみても日本人とアメリカ人では定義や解釈が異なる。それらを聖書はもとより著者(牧師)の趣味のマンガや音楽を引き合いに出して語ってくれる。あとがきでは著者の主義が明らかに…。潔いなあ。2016/07/01
yuxxlogy
0
Δこの本は自主出版?もし腕の良い編集者が文章に手を入れ、もう少しスリムにし、読みやすくすればよかったと思う。若者向けにくだけた言葉遣いが多いが、私は逆に読みづらかったし、この本の価値が下がったように思う。題名ももう少し工夫されたら、買おうと思う人が増えると思った。2018/01/22
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