内容説明
ナチス支配のゆえに生命を失った二人の思想家は、世俗化を強める社会をどう理解していたのか。どのように関わろうとしていたのか。
目次
第1章 二次資料(論争;ボンヘッファーとヴェイユの著述におけるキリスト者の応答性の概念―論議に対する本研究の貢献)
第2章 キリストの召命への応答(青年時代;近代西洋哲学の伝統;キリストの召し;転換)
第3章 応答性と責任性(他者への応答性―この概念の最初の表明;枠組み;応答性と責任制;申し開きの責任)
第4章 応答性と苦難(民の苦難;個人の苦難;主の祈り;キリストの苦難)
第5章 応答性と世界(現実の把握;応答の明白さと真理の追求;西欧の人間性;社会秩序;再生―将来)
著者等紹介
池永倫明[イケナガトモアキ]
1937年中国東北部撫順に生まれる。1968年日本キリスト教会神学校卒業。1968‐2013年日本キリスト教会富良野伝道教会、沖縄伝道所、蒲田御園教会牧師を歴任。2013年、引退
池永順一[イケナガジュンイチ]
1970年北海道富良野市に生まれる。1994年東京神学大学大学院修士課程修了。1996年日本キリスト教会神学校聴講修了。1996年‐2009年日本キリスト教会小山教会、住吉教会牧師を歴任。現在、日本キリスト教会神戸桜が丘伝道所牧師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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