目次
第1章 心肺停止のご経験は?―刺激伝導系
第2章 普通はうまくゆかないはず―心房中隔
第3章 閉じてくれて有難う―心臓弁
第4章 化学マジック―動脈管
第5章 生きている精密機械―心筋
第6章 炭水化物は敵か味方か―糖代謝
第7章 逸材は勝手にそろわない―関節
第8章 壮大さが示すもの―水分調節
第9章 ミッション・インポッシブル―血液凝固
著者等紹介
今中和人[イマナカカズヒト]
現在、年間100例内外の手術に携わる現役の心臓外科医。医学博士。心臓血管外科専門医・修錬指導医、日本胸部外科学会指導医、日本外科学会指導医。1988年、東京大学医学部卒業。日本イエス・キリスト教団荻窪栄光教会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おーうち
1
先日、先生から本のことを聞いたので読んでみました。今中先生はどんな話を患者さんとされているのだろうと興味があったのですが、語り口が想像できて楽しめました。読み終わってさいごに気づいたのは、この本に描かれているような、患者さんに伝えようとされている先生の口調や姿勢こそ先生の中にいらっしゃる神さまを感じました。 読みやすくて、循環器や心臓の勉強にもなる、穏やかないい本です。2017/06/24
piece land
1
人体を今までと別の角度から説明している。 精密な人間の体の神秘は、進化論では説明できないと。 存在の不思議も思った。2014/05/12