内容説明
かつてない高齢化社会の中で、「老い」をどう生き、「死」にどう向かい合うか。日本人の老年観、死生観などを分析し、事例などを参考に、充実した生き方、さらには天国への希望を聖書の視点から語る。
目次
第1部 老いること(老いを長寿に;日本の高齢者社会の特徴;視点を定める;高齢化の身体的諸問題 ほか)
第2部 死ぬこと(創造の秩序の中での死;死ぬことの身体的側面;死の判定について;若者は死をどのように受けとめているか ほか)
著者等紹介
鍋谷堯爾[ナベタニギョウジ]
1930年、兵庫県出身。慶應義塾大学、神戸ルーテル神学校、ウェストミンスター神学校、コンコーディア神学校に学ぶ。神学博士。現在、神戸ルーテル神学校教授、神戸国際大学名誉教授、三宮キリスト教会牧師、神戸ゴスペルキリスト教会名誉牧師、日本ホスピス・緩和ケア研究振興財団理事、神戸バイブル・ハウス理事
森優[モリマサル]
1935年、福岡県出身。日本ルーテル神学校卒業。1971~72年、アメリカおよびドイツにおいて、キリスト教出版マネージメントを学ぶ。いくつかの教会の牧会、幼稚園長、保育園長の職にも携わり、株式会社聖文舎(出版)社長、北海道キリスト教書店、名古屋聖文舎(書店)等の社長も務める。その間、世界ルーテル連盟マスメディア研究所(本部ジュネーブ)東京支局主事などを歴任。2004~06年、ドイツ・ヴィッテンベルク市のルター・ツェントルム客員研究員。日本ハンドベル連盟の創設(1976年)にかかわり、事務局長、常務理事、第14回世界大会(2010年、大阪)の準備委員(総務担当)などを務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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