それでも神は実在するのか?―「信仰」を調べたジャーナリストの記録

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それでも神は実在するのか?―「信仰」を調べたジャーナリストの記録

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  • サイズ B6判/ページ数 479p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784264023562
  • NDC分類 190.4
  • Cコード C0016

内容説明

信仰と科学との矛盾、創造論と進化論、キリスト教の排他性、流血に彩られたキリスト教史、この世界に存在する悲惨…キリスト教の「難問」を解く。

目次

序論 信仰という名の挑戦
反論1 悪や苦難がこの世に存在する以上、「愛の神」は存在しえない
反論2 神の奇蹟は科学の法則に相反する。よって、奇蹟は真実たりえない
反論3 生命の神秘は進化論が解明した。よって、神は必要ない
反論4 罪のない子供を見殺しにするような神は、崇拝に値しない
反論5 イエスだけが神への救いの道と説くキリスト教は傲慢極まりない
反論6 愛の神は、人間を地獄で苦しめたりしないはずだ
反論7 愛を説くはずのキリスト教史が抑圧と暴力に彩られているのはなぜか
反論8 自分に疑いがあるから、クリスチャンになることはできない
結論 信仰の力

著者等紹介

峯岸麻子[ミネギシマコ]
青山学院大学英米文学科、ノースウェスト大学学際研究科、モントレー国際大学院翻訳・通訳学科卒。翻訳・通訳学修士。翻訳・通訳業のかたわら、教会やビリーグラハム・クルセード等、聖会での同時通訳および英語の聖書研究教材翻訳の奉仕に従事。日本アッセンブリーズ・オブ・ゴッド教団溝の口キリスト教会会員
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Ken Terada

2
社会を知れば知るほど信仰を失った僕にはちょうどいい.かつての自分が考え,結局結論を得られなかったことを共に考えてくれる.あの疑念について捉え直すことができた.ただの調査報告書ではあるが,なぜ自分は神を信じないのか,なぜ自分は神を信じるのか,という問いをもし考えるならば,これは立派な信仰書になる.2013/09/07

てっしー

2
この手の本を読んで思うのは、結局、読んでいる側の結論は、読む前と変わらないということだ。たとえこの本のようにどんなに丁寧に議論したとしてもね。2011/11/30

Ryou Honna

1
信仰を調べたジャーナリストの記録。聖書が述べる愛なる、義なる神がいるのなら、なぜ世界はこんなにも混沌としているのか。誰もが疑問に思う反証を、神学者哲学者科学者が答えていく。反証1悪や苦難がこの世に存在する以上、愛の神はいない4.罪のない子供を見殺しにするような神は、崇拝に値しない5.イエスだけが救いの道とは傲慢だ6.愛の神は、人間を地獄でくりしめたりしないはず7.愛を説くキリスト教が抑圧と暴力に彩られているのはなぜか8.自分には疑いがあるからクリスチャンになれない。1つでも疑問があればぜひ読んでください。2014/11/07

Keita

1
無神論者として新約聖書を調べ、クリスチャンとなって『ナザレのイエスは神の子か?』を書いた著者が、キリスト教へ幾度となく問われてきた質問を専門家たちにぶつけたのが本書です。なぜ愛の神は悪や苦悩に満ちたこの世を造ったのか、地獄を造ったのか、キリスト教は傲慢ではないか。信仰は論理ではなく選択ですが、一つ一つの疑問について著者自身が悩み、向き合い、そしてごまかしのない答えを出していく本書はその選択をする上で貴重な一冊となるのではないでしょうか。2014/01/06

gurisan

0
★★★★☆ 最後に明るい希望が灯る一冊。地獄についての聖書解釈は、なるほど、勉強になりました。2009/07/01

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