出版社内容情報
気象学でのキーワード約70を厳選し,関連する事項とともに原則4ページで解説する中項目主義の事典。太陽系内での惑星という地球という観点から,気候・気象を決定する大気の理論を核に,観測・予報,気象情報までの,最新のデータと研究成果を提示。〔内容〕地球環境と環境問題/大気の理論(放射過程・力学・波動・対流・総観気象学・大循環・不安定現象・モデリング)/気象の観測と予報(リモートセンシング・惑星探査)/気候と気候変動/気象情報の利用/他
内容説明
本書は、5つのグループに大別した70項目のキーワードを選び、それらを核として事項的な解説を深め、かつ詳述したものである。
目次
第1編 地球環境と環境問題(総論;太陽系と地球;大気の構造 ほか)
第2編 大気の力学(総論;大気中の放射過程;大気の熱力学 ほか)
第3編 気象の観測と予報(総論;観測;気象観測システム ほか)
第4編 気候と気候変動(総論;気候の形成;過去の気候変化 ほか)
第5編 気象情報の利用(総論;防災;エネルギー利用 ほか)
著者等紹介
新田尚[ニッタタカシ]
1955年東京大学理学部卒業。現在、元・気象庁長官。(株)ハレックス相談役。理学博士
伊藤朋之[イトウトモユキ]
1966年気象大学校卒業。現在、函館海洋気象台長。理学博士
木村龍治[キムラリュウジ]
1965年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、東京大学海洋研究所教授。理学博士
住明正[スミアキマサ]
1973年東京大学大学院理学系研究科修士課程修了。現在、東京大学気象システム研究所長・教授。理学博士
安成哲三[ヤスナリテツゾウ]
1977年京都大学大学院理学研究科博士課程修了。現在、筑波大学地球科学系教授。理学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。