目次
今日におけるリバイバルの緊急性
リバイバルを妨げるもの
不信仰
教理への不純な姿勢
欠陥のある正統派信仰
死せる正統派信仰
霊的惰性
リバイバルを待ち望んで
リバイバルの特徴
リバイバルの目的〔ほか〕
著者等紹介
ロイドジョンズ,D.M.[ロイドジョンズ,D.M.][Lloyd‐Jones,D.Martyn]
1899‐1981。20世紀最大の説教者の一人。英国ウェールズ生まれ。当初、王室の医師団の外科医として働いていたが、27歳の時、召命を受けて献身。南ウェールズの教会で牧会に従事した。1938年、キャンベル・モルガンの要請を受け、ウェストミンスター・チャペル(ロンドン)の副牧師に就任。モルガンの死後、1943年から主任牧師を務めた。その説教は、みことばの深さ、高さ、広さをひたすら探り極めようとするもので、すべての働きはみことばの学びの延長によって可能となることを信じてなされた。書籍や録音テープを通し、今なお、世界中の多くのキリスト者に影響を与えている
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感想・レビュー
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きゃんたか
14
「聖霊のバプテスマ」の姉妹編とも言える今作。ロイドジョンズがいかに現今のキリスト教界を憂い、自足した気になっている自称クリスチャン達に憤りを抱いていたかがよく分かる。一般には教会の誕生を成就したものとされるペンテコステ(聖霊降臨)だが、この現象を一回きりの特別なものとしてしまうことで人々はどれほどリバイバルに無関心になってしまうことか。ルターを見よ、ウェスレーを見よ、教会の誕生以来リバイバルは何度も起こっているではないか、と牧師は訴えかける。現状に甘んじることなく、歴史を通して学ぶことの大切さを学んだ。2021/10/02