内容説明
実存主義、ヒューマニズム、プラグマティズム、多元主義…難解な議論をやさしく解説することで定評のある著者が、現代社会を支配する諸思想を斬る「哲学入門」。世俗主義に堕することなく「世俗の民」として生きるために。
目次
第1部 さまざまな世界観(文化的洞察の重要性;世俗主義―永遠を無視するもの;悲観主義的実存主義;感傷的ヒューマニズム ほか)
第2部 社会におけるクリスチャンの役割(クリスチャンと世界経済―法律と利益の考察;クリスチャンと科学―信仰と原子を融合するには;クリスチャンと芸術―誰でも名画が描ける塗り絵セット;クリスチャンと文学―信仰とフィクション ほか)
著者等紹介
スプロール,R.C.[スプロール,R.C.][Sproul,R.C.]
アメリカ長老教会の教職者。ウェストミンスター大学、ピッツバーグ神学校を卒業後、オランダに渡り、アムステルダム自由大学で学ぶ。現在、米国南カリフォルニアのウェストミンスター神学校カリフォルニア校で神学、弁証論を教えている。1970年代初頭に米国ペンシルベニア州に「リゴニア渓谷スタディ・センター」を設立(現在はフロリダ州オーランドに移転し、「リゴニア・ミニストリーズ」と改名)し、文書やラジオ放送やカセットやビデオを通して、一般の人々を対象とした伝道および神学教育を行なっている。難解な聖書箇所や教理を平易な言葉で表現できることには定評がある。著書多数
田代泰成[タシロタイセイ]
東京生まれ。早稲田大学卒業後、日本大学大学院博士前・後期課程で哲学を学び(文学修士)、聖書宣教会で神学を学ぶ(シニアコース修了)。現在、横浜女学院宗教部聖書科講師、横須賀ジョイフルクリスチャンセミナリー主事。日本同盟基督教団・衣笠中央キリスト教会会員
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