感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やすらぎ
174
不器用だったり上手くできなかったり失敗した人には、ねずみ色のシールが貼られてしまうんだ。みんな金色シールが欲しいから必死になってる。全員が一枚ずつ貼ってもらったら次は数え始めるんだよ、何枚あるかを。その次には輝きを争って、最後にはそのシールを奪い合って、光を失っていくんだよ。そんなときに出会ったんだ。何も貼られていないルシアに。どうしたらそうなれるの。考えたんだ。寂しくて楽しさを求めて皆どこかに集まっていくけど、別にそこにいかなくてもいいやって。大切に思ってくれるきみがいるって知れただけで満たされたんだ。2023/03/11
ははは
6
金色のシールがないと好きになれなくなったのはどうしてなんだろう?「どんなきみでも大切だよ!」って言ってくれる人が誰にでもいてくれることを願います。2012/05/15
nutts
3
牧師さんが書かれた本。最初の2ページですべての舞台装置が見えてしまう。別にそれでよく、こういう物語が必要であることも、それによって救われる人が多々あることも分かります。ただ、あまのじゃくな私は、その枠組みの中には居心地の悪さを感じてしまう。他者がいなければ生きていけない定めだからこそ、他者への依存度を下げられればより楽になる。でも、そのために自分と対峙していく方法を選んでしまう自分は、恵まれているのだろうと思う。2012/03/15
suiu
2
よくわからん。 再版するとき、サイズを大きくすれば良かったのに。 原書が小さいのかしら?2015/11/24
鹿住
2
昔、ちょっとしたことで悩んでいるとき、クリスマスに母からプレゼントでこの本を貰って、読んで本当に心に染みました。。何も言っていないのにお母さんは自分が考えていることが分かっていたのかなぁと思うと、もっと感動して、、子供でも大人でもいくつになっても読みたい絵本です。2006/12/25