出版社内容情報
《内容》 第一線の臨床医130余名が臨床経験に基づいて執筆した臨場感あふれる副作用解説の書.薬物とその典型的なあるいは重篤な副作用を取り上げて136項に分類して記載.薬効の似た他の薬物や同様の副作用を引き起こす他の薬物もわかり,膨大な薬物に対応可能な組立. 《目次》 アカルボースと腸閉塞様症状 アシクロビルと精神神経障害 L-アスパラギナーゼと血液凝固障害 アスピリンとライ症候群 アミノ糖系抗生物質と第8神経障害 アルミニウム・マグネシウムと高Mg血症 アロプリノールと再生不良性貧血 アンジオテンシン変換酵素(ACE)阻害薬と高K血症 アンレキサノクスと皮疹 イソニアジドと肝障害…… メトキサレンと発癌増強作用 メトクロプラミドと錐体外路症状 リファンピシンと副腎クリーゼ ロバスタチンと不眠症 塩酸ロペラミドと便秘 ロベンザリットと腎障害 ワルファリンカリウムと止血異常/ワルファリン症候群など全136項目 薬物和文索引/薬物欧文索引/副作用および事項索引
内容説明
初版の出版以来、すでに4年の歳月を経たため、掲載した薬剤のなかには重大な副作用や薬効再評価など何らかの理由で、すでに発売中止になっていたり、また一方では多数の新薬が登場しているにもかかわらず、これらについては全く記載がないという憂うべく事態になっている。そこで、第2版では、このような現実を反省し、削除すべきは削除し、収載すべきを収載し、また訂正すべきは訂正することを作業目標に、ここに全面改訂版を出版することとした。さらに重視したことは、内容をより学問的に信頼性の高いものにする、ということである。この目的を達成し、正確を期すために、本書に掲載した当該の薬剤を製造・販売している製薬会社の学術部に依頼して、すべての原稿に目を通していただいた。それを踏まえ編集者の責任において、少なからぬ箇所を訂正あるいは加筆し、また削除した。
目次
アカルボースと腸閉塞様症状
L‐アスパラギナーゼと血液凝固障害
アスピリンとライ症候群
塩酸アミオダロンと角膜混濁
アミノ酸糖体系抗生物質と第8脳神経障害
アムリノンと血小板減少症
アルプロスタジルとショック
アルミニウム/マグネシウムと高Mg血症
アロプリノールと再生不良性貧血
アンジオテンシン変換酵素阻害薬と咳〔ほか〕