内容説明
本書はケアの最前線に勤務する保健・医療・福祉関係者ならびに関連する人々を対象に、これからのサービスを提供していくうえで必要不可欠な視点(考えかた)や援助方法をまとめたものである。まとめるにあたっては、1993(平成5)年に厚生省より示された「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」を基本とし、疾患(疾病)などではなく、「状態像」を重視している。また、介護保険制度を視野に入れ、介護サービス計画(ケアプライン)作成にあたって、より実際の援助サービスが理解しやすいよう多くの事例を盛り込んでいる。
目次
1編 介護援助総論(自立とQOLの向上をめざす介護援助とは;介護援助における「障害老人の日常生活自立度(寝たきり度)判定基準」意義 ほか)
2編 移動のための福祉用具の基礎知識(福祉用具の概念;福祉用具の公的援動制度 ほか)
3編 在宅における状態像からみた介護援助の実際(ランクJ・生活自立:何らか障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており、独力で外出する;ランクA・準寝たきり:屋内での生活はおおむね自立しているが、介助なしには外出しない ほか)4編 通所サービスを含む関連機関・施設における状態像からみた介護援助の実際(リハビリテーション病院における介護援助の実際;老人保健施設における介護援助の実際 ほか)
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