出版社内容情報
《内容》 実習時の経験だけでは修得しにくい母性看護の技術について，周産期を中心に豊富なカラー写真を用いて手順をおって詳細に解説．適切な対応・処置が身につく技術指導書． 《目次》 沐浴法 沐浴とは 目的 留意事項 必要物品 沐浴手順 臍処置 新生児黄疸の観察法 スクリーニング法 秋山・中村法 Kramerの黄疸進行度 経皮的ビリルビン濃度測定法（ミノルタ黄疸計） イロテクメーターを用いる方法 光線療法 新生児身体計測 目的 必要物品 留意事項 計測部位と計測手順 胎盤の検査 目的 胎盤の機能 必要物品 方法 新生児の抱き方 抱き方 おくるみの使い方 直接哺乳の哺乳量測定法 直接哺乳の測定 必要物品 哺乳量測定手順 哺乳量の算出 保育器の準備と使用後の消毒法 使用前の準備 使用後の消毒法 骨盤外計測 目的 必要物品 測定方法 妊婦の観察法 レオポルド触診法 準備 手順 胎児心音（児心音）聴取 子宮底長測定と胸囲測定
内容説明
本書は看護学生が実習場で最も汎用する技術について、講義や学内演習の教授内容をもとにまとめたものである。内容の構成はカラー写真を中心に手順を図示し、手順の原理や実施の際の留意事項、関連項目をポイントに付記した。母性看護技術の自己学習はもちろんのこと、実習中に曖昧な部分や忘れた部分について、必要なページをちょっと開いて復習できるように考慮した。また、保育器は母性看護学実習においてのみならず、小児・小児外科領域でも使われる器械である。看護婦が後片づけや消毒を行わない場合でも、専門的見地から方法を指示できるようにと考えて本書の内容に含めた。
目次
１ 沐浴法
２ 新生児黄疸の観察法
３ 新生児身体計測
４ 胎盤の検査
５ 新生児の抱き方
６ 直接哺乳の哺乳量測定法
７ 保育器の準備と使用後の消毒法
８ 骨盤外計測
９ 妊婦の観察法
